見出し画像

「文章術のベストセラー100冊」のポイントを1冊にまとめてみた

みなさんごきげんよう。前回は文章術について述べた。今回は前回名前だけ出した[「文章術のベストセラー100冊」のポイントを1冊にまとめてみた]について詳しく紹介したい。文章術は何冊か読んだが本書は今まで読んだ中で一番実益があったと感じている。

まず前提から言うと文章術は紹介する人によって述べる内容が異なる。多くの文章術で見られる記述はは「とにかく書く事」である。まるでfpsゲーマーが上達するコツを聞かれ「とにかくプレイする事です」と答えるようなものである。しかしとにかく書くと言っても定石を知らなければ効率が悪い。知っていた方が上達も早いはずだ。そしてもう一つ私が不満に納得できなかった文章指南は「リズムに気をつけるである」。もちろんそれ自体は言いたいことはわかるのだがではどうやって文章のリズムを取るかという話になると筆者は曖昧な説明に終始してしまう。しかし[「文章術のベストセラー100冊」のポイントを1冊にまとめてみた]はテクニックについての説明が明確であるので皆さんが肩透かしを喰らうことはないと思う。

今回紹介する本は文章術の本でもっとも記述の多いテクニックをまとめている。多くのライターや作家に支持されているコツならそれほど信用できるというわけだ。今までのハウツー本の問題点の解決を試みる意欲作だ。

では一番支持されている文章術のポイントはなんであろうか?第一位は「文章はシンプルに」だ。これはすぐ理解できる。現代人は動画やsnsの影響で長文を敬遠する傾向にある。加えて一文が長ければ修飾語や形容詞が増え意味が読み取りづらくなる。

本書では文章術のランキングが40位まで載っている。一位以降のランキングについてはぜひ皆さん自身で読んでいただきたい。私は通読したがランキング20位までが「必須テクニック」でありここまで実践できれば文章はだいぶ改善し読みやすくなるのではないかと思う。逆に言えば20位以降は気になるところだけ採用すれば良い。

結論としてアカデミックの世界にいる人は例外として自分の文章に不満がある人は業界問わずこれ一冊読めばだいぶ改善を自覚できると思う。私のnoteは読みやすくなっただろうか?多分なっているはずである。

サポートお願いします!記事作成、マイノリティー研究の活動費にしたいと思います。