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そこにいるということ。

大切なのは言葉じゃなくて、
そこにいるかどうか


最近スナックのバイトを始めたんです。
もともと地元にいた時、
じじとよくスナックに行ってて、
なじみがあった。

だからスナックで働きたいなと思っていた。


昨日は出勤2回目で、
でもなんかエンジンが上手くかからない。
お店の空気が初日と違っていた。

なんとなく違和感がある中で、
お客さんが来てくれた。


初日は全然焦ることも、
不安に思うこともなかった。
お客さんをゆっくり知っていくことが
楽しく感じた。

だけど昨日は
何か話さなきゃ。どうしよう、次何言おう。

と、頭だけが駆け回っていた。



なんだかお酒も薄く作っているものの、
ぜんぜん進まなくて、抵抗感があって、
不完全燃焼で家に帰った。


さっき、お姉ちゃんの声を聞いたら
めちゃくちゃ涙が込み上げてきて
ひとりでわーわー泣いた。


自分の気持ち、わかっているようで
わかっていなかった。

お姉ちゃんがなにか言葉を
かけてくれたわけではなかったけど、
お姉ちゃんがいる。
ということにすごく安心して、
一気に心が解放された。


そうか。何話そうとかそういうのじゃないんだな。
ただその空間に、いまにいるってことだけで
いいんだ。


人間の存在って不思議。
ロボットなら感じられない
気配とか空気がある。

目に見えなのに、
あ、心地いいとか、ちょっと嫌っていう
色がある。

その感覚を大事にしたいな。

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