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夫は私をわかってくれない、そう思っていたときのこと。

農家の妻になってから、損してるなぁって思うことはたくさんあった。

発信を始めたころはどこに行っても、「旦那さんすごいねぇ」って言われた。それは夫メインの発信ばかりしてたからある種成功なんだけど、なんかずるいなぁって思ってた。
結局わかったことは、私は、全面裏方になって幸せになれるタイプじゃなかったということ。

夫といい関係を保てるようになったのはここ最近で、何が原因かというと、まずは夫の仕事観や人生についての価値観をしっかり踏み込んで聞くようになったからじゃないかなと思う。

それを聞いて、あなた(夫)がそうなんだったら、私だって本当はこういうふうに働きたい、こういうふうに生きたい、あなたがやらないならこういうことしてみたいんだけどどう?それはあなたの未来にも、家族の未来にもいい影響があると思う。
夫の隙間を埋めるかたちで、私の野望も引き出されてきた感じ。

昔は「夫は、私を分かってくれない」ってそればかり思っていた。けれど、じゃあ私が夫をよく分かっているかと思えばちっともだった。

自分のやりたいことは独りよがりではなくて、私が笑顔であれば家族はもっと幸せだし、稼げればみんな楽になるよね。そう心から思えるには、長い話し合いとやり取りが、私には必要だった。

美しくて心地いいばかりのコミュニケーションは私にはできない。理不尽に怒ったり、八つ当たりしたりもたくさんした。
でも、自分の人生も家族も仕事もあきらめたくなかった。
そうやって少しずつ進めたのは私の誇り。

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