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お金稼ぎをはじめた中学生の私の話

こんにちは♪

前回の記事で、私の在宅ワーク遍歴を書いてみました。

中学生からお仕事を始めた私ですが、なんで始めたのかなと振り返ると、私が書くべきだ、と思うことが見えてきたので、追記してみます。

なぜお金稼ぎを始めたのか


在宅ワークを始めた理由はただひとつです。

「お金が欲しい!お金を稼ぎたい!!」


とにかくお金が欲しいという欲に駆られていました。

だれでもお金は欲しいですよね。
今でもお金は欲しいです。しかし、依存に近いような欲望がありました。

そんな私に対し、母はよく「銭ゲバ」と言いました(笑)

銭ゲバってなにかなぁとしっかり意味を調べてみたら、こういうことでした。

「銭ゲバ(ぜにげば)」とは、「金のためならなんでもする人」、「金銭への執着が強い人」を揶揄する言葉です

「銭」+「ゲバ」の造語で、「銭」は文字通り金銭を指し、「ゲバ」はドイツ語で暴力行為を表す「ゲバルト(Gewalt)」を略した言葉です。

ほうほう、確かに!(笑)

私はお金を稼ぐためにいろんなことをしてきたと思います。

では、なぜそこまでしてお金を欲しがったのでしょうか。

私の中での結論は、「お金は裏切らないから」だと思います。

「裏切らない」というところを説明するのに欠かせないのが、私と勉強の関係です。

中学生の頃の私が躍起になっていたのは、勉強でみんなに勝つことでした。

「○○点以上取る!」「学年○位以内に入る!」

という目標をもって一生懸命勉強しました。

勉強に勤しんだ理由は、唯一自分を認められたのが勉強だったからです。

私には友達がいませんでした。だから時間があり余って…ということではありませんが、勉強は、点数、成績表という形で、必ず目に見える数字で表れてくれます。

「数字」は分かりやすいです。その数字は、自分を認めてくれます。

その点で、お金は非常によく似ていました。

お金というのは数字で表されます。
お金が増えるという、目に見える数字の増加は、テストの点数と同じように認められる感覚がして、私は貯金が大好きになりました。

この貯金癖の強さは最近減少しましたが、そこは割愛。

しかし、「数字の増加」だけに快感を覚えていたわけではありません。

数字の増加とともに、お金は幸せを直接運んできてくれました。

当時Hey! Say! JUMPが好きだった私は、グッズをたくさんほしがっていました。

お金があればDVDが買える、DVDを見ると幸せになる。

すなわちお金があれば幸せになれる。

という方程式がぴったりとあてはまりました。

数字=お金の増加は裏切らない
お金による幸せは裏切らない

この二つが、私が在宅ワークを始めたきっかけだったように思います。

在宅ワーク、やってよかった?


これらのお金に対する執着心は、健全なものではないと思います。
中学生が友達との友情ではなく、金策に走ることは、中学生でしかできない経験の損失です。

友達と中学生らしい中学生を送ってほしいなと思います。

でも、こんな形でも自分の幸せが感じられるものがひとつでもあるならば、抑制されるようなことでもないと思います。

こんなきっかけで在宅ワークを始めた私ですが、在宅ワークはやってよかったと思います!

そう思うのは大きく3つ。

お金を稼ぐことで、人生が豊かになったことは確かです。
平成ジャンプのグッズが買えて、コンサートに行くことができて、幸せをより感じることができました。

次に、家で自由にできることです。
やっぱりみんなのように、外でアルバイトをすることにもあこがれた時期もありましたが、学業という本業がある中でのお仕事なので、体力的にも、家でスキマ時間にできることの恩恵を手放すことはできないなぁと感じました(笑)

あとは知識の吸収です。
お金を稼ぐということ以外に、自分で商売を考えたことで、おのずと様々な知識を吸収できましたし、確定申告など、世の中の制度について、より身近に感じることができました。

このように、私は在宅ワークをやってきてよかったと思います。
しかし、やっぱりずっと家にいるので、特にコロナ禍などで本業で外に出ることができなくなった時はしんどくなりました。

家にいると余計なことまで考えてしまうから。

そんな私が外に出て、ボランティア活動を始めてから、さらに世界が広がったのはまた別の機会に…。

伝えたいこと


私がこの経験から伝えたいことは、その時にしかできないことをやってほしい!ということです。

お金稼ぎは悪いことではありません。生活していくのに必要なことです。

しかし、私は中学時代の、友達とかけがえのない時間を共にする、ということができませんでした。

それは今でもやりたかったと思うことです。

その時しかできないことができるように、周りも支援すべきだと思うし、私がそういう人に会ったらなにかできたらと思います。

それでもできないとき、こういう選択肢もありだと思います。

自分のやりたいことをできる社会になったらいいな🥰

みのり


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