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「知ったかぶりで見栄っ張り」な自分から脱皮しつつある話。

こんにちは!みのりんこと平賀 実莉でございます。
気づけばもう長らくnoteは書いておりませんでした…
(いや、実際は何度も記事書いては消してを繰り返しておりまして、
なかなか投稿する勇気がなかったのです。)

ここ数カ月はコロナの影響で休日も家にいることが多く、
しかも3連休ってことでさらに時間が増えているわけでして。
自分の中で感じているいろいろな変化についてもちょろちょろ書いていこうかなと思っております。

あまり見ている方にとって参考になる情報はお届け出来ないかもですが、
自己満足で書いておりますのでさらさらと読んでいただけると💦

さて、そろそろ本題へ。
今回は、自分の性格のネガティブな部分が少しずつ変わってきたよというお話です。
ネガティブな部分とは…ずばり、知ったかぶりで見栄っ張りなところです。

これはですね、たぶん私は生まれた時からそういう性格だったのだと思います(笑)

「自分はできない人だと思われたくない」
「友達との会話の空気を壊したくない」
「自分が何か知らないことで馬鹿にされるのではないか」

という不安や恐れが幼少期からなぜか常にあって、
社会人1年目くらいまではこの性格がずっと残っていたように感じます。

決して、過去に自分が「知らない」「できない」などと意思表示したことで
いじめられたことは一度もないのですが。
ただ、いろんなコミュニティに所属する中で「○○さんはこんなことも知らないのかよ」「この人は有能/無能だよね」なんていう会話は耳に入っていて、それに対する恐怖はあったんだろうなとは思います。

加えて、「すごい」とか「できる人だ」と言われたい意欲が他人よりも強い傾向にあるのかもしれません。

でも、そういう言葉を言われたいがために自分を大きく見せたり
知らないことを知っているかのようにふるまうことは、
なんだか自分に嘘をついているような感じがしてあまり心地よくはありませんでした。

サイボウズに入社してからも、すぐにこの性格が変わることはなく…
「○○って知ってる?」って聞かれれば
「あ~、(なんとなく)○○ですよね…」と答えたり、
「このタスク、できそう?」って言われたら
「(本当はしんどいけど)はい、できます!やります!」と答えたり。

私って全然公明正大じゃないやん!あかんやん!と思いつつも
なかなか素直になれない自分がいました。

でも、サイボウズで1年ほど働いたころに徐々に自分の中で変化してきたのです。

“知らないことがあっても馬鹿にされることはない。
むしろ素直に聞ける人のほうが求められている”

周りを見渡せば、サイボウズの社員は自分が知らないことを「知らない」と正直に伝えているし、それを言われたほうはものすごく丁寧に聞き手の期待以上のことを教えてくれました。

知らないことがあっても「こいつはできないやつだ」とか「何も知らないのかよ」と馬鹿にされることが一切ないのです。

「そうか、知らないことがあってもいいんだ。素直に聞いたら、誰かが優しく教えてくれる文化がここにはあるんだ」と気づいてから、自分の中の知ったかぶりフィルターが少しずつはがれていきました。

勉強会や会議など大人数が参加する場面でも、「知らないことや聞きたいことはどんどん質問して!ウェルカム!」みたいな空気がサイボウズには流れていて、社員はどんどん質問するしどんどん答えています。

もし私が違う企業の正反対な文化で働いていたら、知ったかぶりはまだまだ治っていなかったかもしれませんが、知らないことを知ることに寛容なコミュニティにいるのだということを自覚できたことが変化を起こせたポイントだと思います。

“自分を大きく見せようとしなくても、自分の本来の良さに気づいてくれるメンバーがたくさんいる”

社会人になりたての私は、これまで以上に「できる人だ」と思われたいがために自分を大きく見せようと必死でした。

でもそうやって頑張って「できる人アピール」をしていても、空回りすることが多かったし自分のなかでもモヤモヤはたまっていく一方。

そんななか、サイボウズでチームビルティングなどの活動をしていると、
自分の中でまた新しい気付きがありました。

サイボウズでは、「この人は優秀で、この人は優秀じゃない」
のように人の評価に優劣をつけることはなく
「メンバー1人ひとりには違った良さがある」
と捉え、人に優劣をつけようとしていないことに気づきました。
(そういえば、サイボウズでは「こういう人が優秀だ!」みたいな定義も聞いたことがなかったなあと思い出しました)

それに気づくと、自分の中での見栄っ張りフィルターもどんどん剥がれ落ちていきました。
見栄っ張りじゃなくても自分の良さに気づいて感謝したり褒めてくれる方はいるし、自分が「できる人だ」と思われることにあまり意味はないなと。

サイボウズでは完璧な人間を求めているわけではないし、
個々人の良さを生かし合ってチームとして良い相乗効果が生み出せればいいわけで。

自分にはできないことや弱い部分もあると素直に認め、それをチームメンバーに伝えられるようになり、自分のウィークポイントは少しずつ変えていければいいのだと思えるようになったのも大きな変化です。

最後に

正直、私の知ったかぶりで見栄っ張りな性格は、所属する組織の文化によっても影響を受けるのかなと思っています。

サイボウズというコミュニティの中ではだいぶ克服されていますが、
また別の環境に飛び出した時にどうなるかは分かりません。

・知らないことに対して寛容な態度であること
・1人ひとりの個性に目を向ける環境があること

この2つは、特に自分にとって大事なことであると思いました。

まだまだ未熟な私ですが、サイボウズでたくさんのことを学んでおります。
今後もちょくちょく思ったことを書き連ねてゆきますね!

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