みのり

小さな実りも大きな実りも同じ実り。 実りある人生を。 仕事の合間に描いたり撮ったりし…

みのり

小さな実りも大きな実りも同じ実り。 実りある人生を。 仕事の合間に描いたり撮ったりしたものを、主に文具にしました。 https://suzuri.jp/Minori_suzu

マガジン

  • 記す

    日々、思うこと、想うことをつらつらと。

  • science essay

  • 授業実践例

最近の記事

教科担任と学級担任

よく学校の先生になりたい人は、子どもたたちを自分の思い通りに動かし、自分が集団の長に居ることに優越感を持っているように思う。対大人や対同僚に対しても「自分が上」というように独善的かつ攻撃的な人が多いと思う。というのは、そんな人ばかりの職場だったから。 よく、若い女性は若い男性に比べても生徒に舐められやすい。私も初任の頃は、何故か「今までそんなことなかったのに」「良い子なのに」と初老の担任が言うほどの生徒に突っ掛かれ、暴言を吐かれ、モノを投げられ、授業は妨害された。けれど結局

    • 家は物置

      高校教師、住まいを捨てる。 甚く共感しました。 1日のうちでちゃんと家に帰って寝たのが1ヶ月4日程度の時を経験しているので、何のための家だろうと思いました。 高校教師、住まいを捨てる。https://note.com/info/n/n1ad9200fe3ad 結局、私にとっては教材置き場なので、物置と化して、家族からは障害者扱いされたこともありました。そこら辺にも、一般社会の差別を感じますね。 それは発達障害の1つと言われていたADHDの特徴の1つに、片付けられない人と

      • GRID

        コロナ期間中の自宅学習時間を把握すると、中学1年生で2~49時間/週、高校3年生で45~53時間/週。1学期末試験は今回は、中間の範囲と期末の範囲と、試験範囲を文字で見るといつもより倍の範囲だと思っただろうけれど、実は通常の中間と期末の試験範囲より少ない。受験生の自宅学習時間は、学校のある通常の週であれば、塾や学校の授業を抜かして35~40時間/週程度ほしいものである。中学1年生であれば、2時間/日で14時間/週程度ほしいものである。 学校が再開して、今はどうだろう。疲れた

        • 脂肪の固さ・柔らかさの違い

          高校1年と3年生からの女子生徒からの質問。 「先生、私たちの胸って柔らかいじゃないですか、なんでお腹と足の脂肪は固いんですか?」 驚いたことに、真剣に聞くのである。高校3年生の4単位「生物」は、初老の男性教員が担当している。医療看護系や国公立大学を目指す人のための「生物基礎」を私が担当している。また、脂肪などの化学分子の分野を担当している教員は若い男性(理科に女性教員は私しか居ないのだが笑)だから、聞くに聞けず聞いてきたのだろうと思う。 はて、確かに脚やお腹などについた

        教科担任と学級担任

        マガジン

        • 記す
          6本
        • science essay
          2本
        • 授業実践例
          1本

        記事

          中学生の実験

          旦那会議。主人、夫、ではなく旦那と言うのが私達夫婦には合っている気がする。 何で先生がやると成功するのに、私たち(生徒たち)がやると成功しないの?今回の旦那との議題はこれである。先に書いた記事の中学1年生の吸水と蒸散の実験。実は高校生の実験でも、「先生に言われてやったのに、成功しない」と言われ、管理職による授業観察の時も「何故、全員が成功しなかったのか」と問われたことがあった。 そもそも成功した方がいいの?確かに成功した方が、生徒の興味関心を引き出し、意欲を高める事になろ

          中学生の実験

          大学生と教員の生活の違い<採用試験対策>

          私の大学の研究室では、毎年「新年会」という1期生から現在までの研究室の学生が一同に会す機会がある。 大学生の頃には、同じ学科で同じく教員を目指すべく(?)志をもった人が20名ほどおり、そこから教員になったのは私を含めて12名程。その中で私の居た研究室で教員になったのは、私を含めて2人。同窓会では、一昨年会った時には、私のみに減っていた。その為、教員志望の学生からよく聞かれる内容である。それは恐らく、以下のような事実があるからだと考える。 大学を卒業し、私は大学院へ進んだが

          有料
          500

          大学生と教員の生活の違い<採用試験対策>

          吸水と蒸散

          中学1年の理科1分野の生物実験実践例。 一昨年はクラスで5半分で行い、対照実験を考えさせながらの実験だったが、今回のコロナの影響と、私が実験準備と片付けが忙しくて出来ないのと、校舎の工事でツバキ林みたいなところに行けず、有るもので行わなければ行けなかった。

          有料
          200

          吸水と蒸散

          理科教員の苦悩

          理科教員としては、実験課題やレポート課題を課し、評価の観点である技能・表現に入れたいものである。 その理由は、後日アップする実践記録にて追々書くこととして、 実験を行えば、報告書(レポート)が必要になる。そのレポートを評価しなければならない。 私は常々思っていることがある。実験をすればするほど、レポートを評価しなければならず、それは自ずと授業外でやることになる。 理学部などの大学で行う、実験中にテスト行い、それを評価する方法がある。所謂、実技試験である。よく化学分野で

          理科教員の苦悩

          睡眠時間と老化の相関性

          先に述べたとおり、睡眠時間2〜3時間の生活をしていた訳であるが、生産性効率も落ち、1番先に変化に気がついたのは、簡単な漢字が書けないことである。漢検二級は持っていたので、そんじょそこらの漢字は書けると自負していたが、いざ黒板に書くと書けてるはずなのに違和感があり、書けなくなるのである。 睡眠とアルツハイマー病の相関性は以下のように述べられるように、一般的に周知された事実である。 https://www.yakuji.co.jp/entry63223.html https

          睡眠時間と老化の相関性

          日々の暮らしを丁寧に

          私の教員生活は以下のように始まった。 朝4:30起床 5:20出勤へ。こんな時間では朝食べられず、そのまま出勤へ。 6:30職員室 6:45朝練の生徒を校内に入れるために、閉まってる扉を鍵で開けて回る 実験準備など 7:00朝の電話番。勿論、保護者は6:00から電話をかけてくることも。電話に出れずにいると「出勤できないじゃないですか」とお叱りを受ける。 8:15予鈴 8:30授業 12:30昼。ご飯食べてたり、午後の授業の準備している中に、生徒から呼び出し。今は無理だと言うと

          日々の暮らしを丁寧に

          noteを始めるにあたって

          はじめまして、みのりです。仕事の合間ができたらボチボチと。 日々、教材アイディアと、コロナ禍における教育について、社会の形態について、人々の心と闇を見つめている、しがない理科教員主婦でございます。 我々は考える葦である。 考えることを辞めたら、それは。ただの葦である。

          noteを始めるにあたって