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ほうがくのわオフ会in京都

※私が参加した時の感想です。(日記みたいな感じ)
話した内容が深すぎてあまり思い出せない…🫠

3月17日。
仕事終わりに京都駅へ向かう電車に乗る。仕事が定時に終わったため、電車の時間には余裕があるようだ。一本送らせて行こうと決め、ホームでSNSを巡回しながら次の電車を待つ。

10分ほどすると目的の電車が来たため、乗り込み深く椅子に座り込む。何故か今日はしっかり眠れなかった上に仕事も大変だったため、座っただけで寝てしまいそうだ。
乗り換えの駅まで10分程しかないため、頑張って起きている。乗り換えにも上手く成功し、後は終点の京都駅まで寝るだけだと安心しきって、目を閉じた。

体感で長く電車が止まっているのが分かる。薄く目を開けると、さっき乗り換えたはずの駅に戻ってきていた。
???どういう事だ?と思いながら、とりあえず降り、再度京都駅に向かう電車に飛び乗った。
位置情報を記録してくれるアプリで自分の移動経路を見てみると、途中で折り返して戻ってきている。先程の乗り換えの時に乗る電車を間違えていたようだ。
最悪だ…100%遅刻する。そう思い、主催に遅れる連絡をする。
もう眠気なんてどこかへ行ってしまい、焦る気持ちだけを乗せて電車に揺られた。

京都駅に着き、財布に入れていた切符を出そうとすると、財布がやけに軽い。小銭が入っているがま口を開けるが何も無い。さっき走った時にチャリンチャリンと何か音がするなと思ったら、私の財布の口が開いていた様で、姿は見えないが鞄の中で小銭が散らばっているようだ。焦りながら早歩きをし、改札を通る。「マジか…🤦‍♀️」と深いため息をついた。(ちなみにこの文章を打っている帰りの電車内でもぶちまけたまま平然とした顔で電車に乗っている)
改札を出ると金曜日の20時というのもあってか人がやけに多い。こっちは急いでいるのに走れる通路すらない。背丈もそんなにない私は全く気づいて貰えず、スーツを着たサラリーマンを交わしていく他なかった。

外に出ると雨がポツポツと降っていて、メガネに水滴がつく。傘を差すと走りづらいし、邪魔になる。とにかく、店へと案内するナビを片手に走るしか無かった。

店に着くと、店員に予約者の名前を言い、通してもらう。
「すみません、遅れました」
と心から謝罪の気持ちを込めて謝るが、「おぉ、待ってましたよ〜」くらいの軽い感じで終わった。この参加者に負担を与えない感じがとても好きだ。
主催者とこの前のオフ会で会った津軽三味線の女性方に加え、初見の男性の方がおられた。
「実成さん、会いたかったです!」「待ってました!」など、主催でも主役でもないのに、歓迎して下さり、初見でお会いした方とは名刺を交換する。

「ここ座ってください」
と声をかけてくださり、参加者の女性の横にお邪魔する。
そして、「とりあえず、何か飲み物を…」と気まで回してくださる。
「本当にすごくイメチェンしましたね〜!YouTube見てなかったら気づけなかったです😂」
そう主催の方が言ってくださる。
「あの23分もある動画見てくださったんですね、ありがとうございます。バッサリ行っちゃいました」
なんて笑って話す。
もう一人分の席が空いていて、まだ参加者がいるようだ。(主催を含め計5人の会)

とりあえず、お酒の飲めない私はノンアルを頼み、談笑する。
ドリンクが届いたと共に、もう1人の参加者さんも来られて、人が増える事に乾杯をした。
まず、毎回恒例の軽い自己紹介をし、お互いに興味のある事を聞いていくスタンスだ。
流派、やっている楽器、出会ったきっかけ、どこから参加したか、仕事は何をやっているか、これからやろうと思っている活動など。
大体、流派の話になると、宮城の私がよく話すことが多い。有名であり、1番難しいとされているからだ。師匠は宮城社中の人!という感じだが、この流派にしては「若い人のやる事には口出しはしないけど、度の過ぎた事は止めるからね。若い人には若い人なりのやり方で広めて行って貰わないと…」と寛容な方である。
最後に来られた参加者さんは自分でペットボトル三味線を作っている方で、その話なんかをする。演奏動画を見せてもらい、思っているより音が出るので驚いた。
Twitterが1段階認証になったそうで、演奏会前に乗っ取られた人の話や、そのためにお金払ってでも2段階認証にするか…などの話をする。今の時代、SNSを乗っ取られてしまうのはとてもリスクがある。
また、スペースを定期的にやるという話を聞き、そこから人脈が出来ることを知った。今度やってみようと思う。
あと、毎回面白いのは、YouTubeやSNSで和楽器活動をしている、邦楽をやっている人なら知っている凄い方々と、何かしら誰かが繋がっているのである。
名前は出せないが、ある方のお弟子さんと知り合い、この前スペースに来てくれた、イベントに行ったら名刺を交換出来た…など。邦楽業界は意外と狭いのかもしれない…私ももっと色んな人と繋がりたいと思った。
世代もバラバラのため、最近の若い人の間で何が流行っているか、どんな流行とであれば和楽器は入れるかなど話す。
最近のTikTokやYouTube shortなどの若者が目にするSNS関連は私が話し、和楽器活動する上で、上層部はどう考えているかなどは、年上の方から教えて頂く。とてもタメになる時間である。こういうのは実際に会うから話せる事であり、とても楽しい。
どんな年代であろうと、和楽器を広めたいのに変わりはなく、「伝統を守っていく上で最低限のことを守る必要はある、けど、新しいことをして広めてくれる人を除外せず、その輪の中に入れるべきだと思う」「和楽器の文化を壊したいじゃなくて、同じ縦軸にいるんだから」なんて熱い話も出来る。
そういう話が出来て、聞いてもらえて、聞けるほうがくのわオフ会は最高である。

飲み物は何故か、1人が飲み出したノンアルのトマトを使った飲み物が美味しそうという話になり、1度4人赤色の飲み物になる。
そして、主催だけ緑色のアルコールを飲んでいる。たわいもない話で笑う。それも楽しい。
主催がそれを飲み終えて赤に揃えた時に、1番最初に赤色の飲み物を飲み始めた方は緑に変わる。
「ずっと、4人赤の1人緑ですね😂」
って全員で笑って話す。
和楽器の活動について熱い話もするのに、こういう何気ないことでも盛り上がれるのがほうがくのわオフ会のいい所だ。

ほうがくのわオフ会in京都は3回目だが、今のところ私は皆出席である。毎回タメになる話を沢山聞ける。
関西での人脈作りや、気軽に他の楽器の勉強をするのには持ってこいである。
そして、活動を広めたい、人とのツテを作りたいなど熱意があり、オフ会に行くのを検討されている方は是非、名刺を数枚作って持っていくのをオススメする。
オフ会で出来なかった話をSNSでしたり出来る上に、相手の活動も知れ、自分も知ってもらえるからである。
そして、毎回行く度に私が思うのは、全員話してることが字幕付きにならないかな〜…である。
別の流派の話や、地元話になると、字面や漢字の意味などで記憶していく私は、何の話をしたのか、オフ会で教えてもらった事を検索しようにも覚えらないのである。
多分、こうなるのは、韓ドラ、洋画の見すぎなせいもある。いずれは聴覚障害の方向けに会話が全て字幕付きの世界になるかもしれないので、開発を待とうと思う。

そんなこんなで、和気あいあいと色んな話をし、もうお開きの時間である。
参加費を支払い、帰る支度をする。
今回も楽しかったし、濃いメンバーで濃い内容だったな…と思う。皆、和楽器が好きすぎるのだ。私もだが…

出入口に向かうと、雨が降っていて、各々雨具を取り出す。その間に主催の方が
「YouTube本当に良かったです!どんな活動であれ全力でサポートするので、頑張りましょうね💪カミングアウトするのにはすごく勇気が必要だったと思いますが、本当に応援してます」
と私がイメチェンするに当たって、企画として出たYouTubeの話をして下さった。正直なところ、YouTubeに出たという投稿にリアクションがなかったので、受け入れてもらえなかったのか、音楽関係じゃないから興味なくて見なかったのか…と悩んでいたが、全然そんなことは無かった。むしろ、知って貰えたことでサポートもして下さるとのことで、更に活動しやすくなったのかもしれない。
津軽三味線をやっている同世代の女性の参加者さんも「私も周りにいるので、全然大丈夫ですよ!それより、一緒に弾きたい曲あるので夏に向けて頑張りましょ!」なんて暖かい言葉をくださり、もう泣くかと思った。というか、実際に投稿した時にすぐにYouTubeを見てLINEを下さって私は大号泣しているのだ。

各々、バスや電車で帰るのにあたり、「お気をつけて!ありがとうございました!」と声をかけながら別れていく。
私は電車で奈良まで帰らないと行けないため、駅に向かい、主催の方とこれからのイベントをする為の会場の探し方などを相談する。
本当に毎回、出し惜しみもせず教えてくださるのだ。感謝しかないし、私が高校一年生の時にSNSで出会って、かれこれ、8年の付き合いになるが、一生尊敬してついて行こうと思う。この方に出会うために、SNSで「箏、箏曲」で検索して、プロフィールに載っている人の所にリプを送りまくっていた高校生の自分に感謝しかない。そして、何年も前から「関西でオフ会やってください」と言い続け、私が20歳になった頃にやっと叶って、関西のオフ会が始まったのである。言い続けてくれた自分に、私に会おうと思ってくださった主催者に感謝🙏

近鉄の改札前に到着し、「本当にありがとうございました!またお願いします!」と伝えて、お金の散らばったカバンをジャラジャラ言わせながら改札を通った。
帰るのに3時間近くかかる為、帰宅したのは日付が変わる頃だったが、楽しかったので無問題である。


最後に、ほうがくのわオフ会に参加するか悩んでいる方へ

主催の櫻樹さんは本当にめちゃくちゃ良い人です!そんな優しい方が開催して下さるので、参加者さんも熱意のある優しい方ばかりで、話すのが苦手でもすぐに打ち解けられます🫶
和楽器やる上でお会いしておいて損のない方…いや、得しかない方なので皆さん是非、ご参加下さい😊
関西オフ会は大抵私がいるので、不安な方は事前に私に声掛けて下さったら絶対ボッチにはさせません!!
和楽器始めたてで、知識がないとか、上手く弾けない、流派が…とかは全く気にしなくていいです!和楽器にほんの少しでも興味があるのであれば、誰でも大歓迎ですよ🙆‍♀️

最後まで読んでくださり、ありがとうございました!
オフ会の内容は細かくは話してませんが、とにかく行ったら分かります!めっちゃ楽しいです!

ほうがくのわをよろしくお願いします🥰


ほうがくのわホームページはこちら⬇️
https://hougaku.ohju.net/

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