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曼荼羅チャート


マンダラチャートとは


曼荼羅(マンダラ)は、物事を表現する上で、言葉が十分に揃っていなかった時代に、「本当のこと」「正しいこと」つまり「真理」を意味するサンスクリット語です。
ブッダの教えは全て口伝だったので、「曼荼羅」もブッダが作ったものではなく、大乗仏教のひとつである「密教」によって考案されたものです。


両界曼荼羅


一方、マンダラチャートは、「曼荼羅」の図に似せて考案されたもので、あるひとつの目標を達成するには、いくつもの目標を達成しなければ大目標は達成できないという入れ子状態の因果関係を表現した目標達成シートです。

ライフステージを実現するために

ここでは上の図のようにウェルビーイングなライフステージを達成するために、ライフシフィト、ライフプラン。ライフスキル。社会人基礎力、マインドフルネスなどの身につける必要が生じますが、第三者から見て分かりやすい外側の力、第三者には見えない内側の力を身につける必要があります。

たとえば空海は、外側の力は最澄に比べると明らかに劣っていましたが、内側の力が本物であったので、最澄も支援するようになり、やがて外側の力が内側の力に追いつき出すと最澄は密教を学ぶために弟子にしてほしいと言い出すようになります。「理趣経」の経典を巡って二人は別れることになりますが、外側は私度僧からスタートした空海をそこまで高めたのは。両輪が補強しあって人間力を高めたからです。それが高野聖のモチベーションにつながり全国に「お大師様」と呼ばれるようになったのです。

内側(内面)から外側(外面)、と外側(外面)から内側(内面)の2つをサンプルに作成してみました。

内から外に
外から内に

自身の目標設定とフォローに使っていただくものですが、併せて家族間での共有していただくといいと考えています。たとえば子どもの目標を共有するなど、強制的に取り組ませるのではなく、なぜ取り組んだらいいのか」を教えてあげた上で、親子で進捗状況を確認しながら、必要であれば手を貸してあげる。また生涯学習が当たり前の時代に親が取り組んでいる目標を公開、進捗状況を見せて親の頑張りも子どもと共有していただくと素敵だと思います。

マンダラチャートの作り方

大谷翔平さんが作ったマンダラシート

マンダラチャートのことは、大谷翔平選手が活用されて、日々書き込んだことをマインドフルネスに実践されて、いまも続けていることが今日の大活躍に繋がったことはご存知だろう思うので詳しい説明は省きます。

使い方は大谷選手の手書きのチャートを見ていただくとお分かりいただけます。

私が作ったA4サイズのシンプルなテンプレート(PDF)を気軽にダウンロードしていただけるようにしてあります。こちらからダウンロードできます。https://ikiiki.genkipolitan.com/.../05/mandara_brank.pdf

すべて空欄になっていますので仕事でも家庭でも使えます。ダウンロードしていただくと表紙以外にも色別のチャートがあります。たとえばサンプルの左上にある「体づくり」のチャートです。全部で8色あります。

1)中央の空欄に大目標(サンプルではピンクのマス)を書き込みます。
2)大目標を達成するために必要な目標を周囲に書き込みます。
3)全部マスが埋まらなくても気にすることはありません。
4)マスは色別に作っていますので、色別のシートも作ってあります。
5)さらに一週間分のなにをするか、したかを書き込めるページもあります。
6)一週間分のページは今日なにをするかが一目で把握できます。

曼荼羅、こころの旅。

マンダラチャート

「曼荼羅」は本当こと、正しいこと、真理ですから、「マンダラチャート」は自分をウェルビーイングにするものにしたいですね。
「マンダラチャート」とは、自分のこころの旅であるのが本当だと思います。8月4日の「天赦日」「一粒万倍日」にはこころから叶えたい自身の欲求にしたがったものを目標にしたいですね。

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