2024/9/7 J3 ツエーゲン金沢 第27節 Y.S.C.C.横浜戦(アウェイ)

前節アウェイで引き分けて3戦勝ちなしのツエーゲン金沢は、Y.S.C.C.横浜の本拠地に乗り込んでのアウェイゲームです。

フォーメーション

ツエーゲン金沢

3-4-2-1
GK上田。DFは左から平、畑尾、山本。MFはボランチが嶋田、西谷優、ウイングバックが左が石原、右が小島、シャドーが西谷和、梶浦。FWが田口。

Y.S.C.C.横浜

3-4-2-1
GK後東。DFは左から中里、大嶋、花房。MFはボランチが奥村、土館、ウイングバックが左が橋本、右が西山、シャドーが脇坂、菊谷。FWがオコエ。

概要

前半は金沢が優位に試合を進めてましたが39分、ゴール前のこぼれ球をYS横浜の脇坂に決められて先制されます。そのまま前半は1-0で折り返します。

後半に入り53分、またも中央から脇坂に決められて2点差とされます。ですが56分、中盤でパスカットしボールを受けた田口から西谷和にスルーパス、西谷和は左サイドからシュートを決めて1点を返します。

選手交代後の77分、相手陣内でカットしたボールを大谷がミドルシュート、1度GKの後東に止められましたが、小島が押し込んでゴール。金沢が追いつきます。

その後、両チームともチャンスを作りますがゴールは決め切れず試合終了、2-2の引き分けとなり金沢は4戦勝ちなしとなりました。

考察

軽い失点

この試合の2失点はどちらも中央からでした。人に行くのかポジションを守るべきかを迷っているように見えました。このあたりはDFやGKが指示を出さないと失点は減らないでしょう。

またそれ以前で、前プレがボランチへのパスコースが切れてない事が多いのも中央でやられる遠因だったように思います。

右サイドの活性

対して攻撃ですが、主に右サイドからの攻撃が目立ちました。右WBの小島が抜け出して質の良いクロスを何本も入れてましたね。

2戦連続で右CBに入った山本の積極的な攻撃参加と小島の裏を狙う動き、これが相手WB裏のスペースを上手く突けていたように思います。

また、この試合あまり目立った活躍をしていなかった梶浦も右サイドを開ける事で相手DFを引き付けてスペースを作る形になっていました。

ここ数試合の右サイドの活性は時期に結果に繋がっていくと思います。

縦パス

ただ、サイド偏重になるのもあまり良くないですね。サイドを意識させて中央に入れて欲しいのですが、やはり縦パスの意識が薄く感じます。

アンドリューが入ると縦パスは増えるのですが、いない時もボランチや、あとは最終ラインからの縦パスをもっと増やして欲しいですね。ロングボール以外も狙っているという所を見せたいです。

MVP

小島です。

今シーズンはずっと安定したパフォーマンス(というか昨シーズンも良かったんだが使われ方が)でしたが、この試合は右サイドで脅威になり続けてましたね。こぼれ球を押し込んでのゴールもありました。

欲を言えばペナ内に入った時にシュートの選択肢もあると更に面白くなるのではないでしょうか。残り試合に期待です。

次節

9/14はカマタマーレ讃岐とのホームゲームです。好調の相手チームにどのように戦うのか、見ものです。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?