資産形成:新NISAの投資計画
小粒山椒です。
新NISAの開始まで1ヵ月になり、投資クラスタ界隈では追い込み時期が来たかの様に、様々なコンテンツや意見が上がっているのを、見て楽しんでいる今日この頃です。
勿論、私も世間のムーブメント(?)に乗り遅れない様に、Investment-PDCAの内、計画(P)と一部の実行(D)が完了したので、ここで晒します。( ´∀` )
1.環境整備
新NISA制度への移行に伴って、無期限保有口座となる為、まず資産形成を行う金融環境の見直しを行う事にしました。
◆長期買付保有する為に考慮したポイント
(a) 証券会社の独立性と透明性 => 楽天GやみずほGは先行き不透明
(b) 保有するクレカ類との相性 => ANA Gold VISA/MasterがSub-Card
(c) 銀行口座との相性 => 給与等のメインバンクはSMBC
(d) 外貨両替手数料 => 住信SBIが最安値
(e) 買付可能銘柄数 => マネックスか松井証券
(f) 投資信託の取扱範囲 => SBI証券が多そう。
結果的に新NISAでは、楽天証券からSBI証券へ開設口座を変更する事にしました。
次に、新NISAの枠に対するアプローチです。
2.2つの投資枠へのアプローチ
新制度における投資枠の使い方については、ざっくり2つのタイプがあると思います。
(a) 積立枠と成長枠の両方で指定投資信託を購入
(b) 積立枠が指定投資信託、成長枠は投資信託以外を購入
私は、過去5年の一般NISAで購入してきたETF類がある為、実質的なロールオーバーを考えた場合、(b)のアプローチが最適だと感じました。勿論、前回の記事でも触れた通り、個人的な投資志向が ”投資信託<ETF" というのはあります。
3.小粒山椒的アプローチ
私のアプローチ方法は三分割均等割りです。理由は年360万円の枠をそれぞれ等分に、”攻め”・”中立”・”守り”の特色を定める事で、長期継続に必須な"飽きない状況”を創出する為です。
投資界隈で広く謂われている事ですが、”市場に立ち続ける事が勝者への近道”の格言は再現性が高いと思うので、色々目移りして売買に走ってしまわない様にする為の装置を組込むことが重要だと思います。
では具体的な投資枠の設定内容です。
A. 積立投資枠 = 指定投資信託 = 上限120万円
特色:守り
配分:低コスト & 地域分散 & 時間分散
原資:毎月クレカ積立[60万円] + ボーナス積立[60万円]
銘柄:eMaxis Slime All Country World Index (一本勝負)
備考:2030年以降も毎月積立分は特定口座で継続購入
B. 成長投資枠(A) = 米国Index-ETF枠 = 目安120万円
特色:中立 (震声)
配分:低コスト & 米国 & Growth指標へ集中投資
原資:旧NISAのロールオーバー分+分配金再投資[120万~150万円/年]
銘柄:$VONG (一本勝負)
備考:2030年以降もボーナス積立分は特定口座で継続購入
C. 成長投資枠(B) = 個別株 or 個別国ETF = 目安120万円
特色:攻め (遊び枠)
配分:長期保有 & 市場競争力の高い優良企業
原資:毎月外貨積立[24万円] + ボーナス外貨積立[40万円]
銘柄:SPGI, UL, PG, PEP等で6銘柄以内 or $VONG or 国別Index-ETF
備考:2030年以降は余剰資金が出来た際に特定口座で運用
投資の優先順位は(A)->(B)->(C)として考えています。また、(A)については積立NISA枠が使えなくなる2029年は、積立を停止して成長枠を優先的に使い果たす予定です。(2029年は300万円位の成長投資NISA枠が残存する想定)
まとめ
正直、色々考えると目移りしてしまいますが、AとBは相当な環境の変化が無い限り、愚直に積立を続けていこうと思います。一方で毎年C枠を使って遊ぶ事で、新たな発見や興味を維持するモチベーションを高めていければと考えています。
ちなみに1800万円程度なら分散投資なんて行ってもリスクリワードの効果が薄いと云う考え方も間違ってないと思いますよ。でも、ある程度銘柄数が無いと楽しくないんですよね。たんたんと同じ銘柄を買い続けて見守る作業(-。-)y-゜゜゜
さて、今回の記事は如何でしたでしょうか?読者の方の投資の参考になれば幸いです。
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