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海外渡航のお供に:預入スーツケース

小粒山椒です。

今回は、海外渡航時の相棒、これまで使用してきたスーツケースの紹介したいと思います。購入や買替を検討されている方の一助になれば嬉しく思います。尚、各商品リンクは現行品サイトになりますので、私が使用していた物品とは相違します。(紹介した物品は廃盤済)


1.スーツケース遍歴

  1993 - 1999 : ACE 無印 ハードタイプ Mサイズ
  2000 - 2003 : ACE 無印 ハードタイプ Mサイズ
  2005 - 2010 : RIMOWA Cabin ANA別注 Lサイズ
  2010 - 2015 : American Tourister ハードタイプ Mサイズ
  2015 - 2015 : DELSEY Montrouge ソフトタイプ Lサイズ
  2015 - 20xx : DELSEY HELIUM ハードタイプ Mサイズ
 
 改めて編年化して並べてみると、1つを除いて、5年周期位で買い替えていた事が良くわかりますね。私の場合はロストバゲージや破損返却が原因で買替する事になっていましたが、近年のFSCでの預入荷物重量の厳格化やLCC利用が増加すれば、Lサイズは不使用、Mサイズでギリギリ、Sサイズが一般的になるのかもしれません。
 

2.ACE 無印 ハードタイプ (1993-1999)

 最初のスーツケースは中学生の時、祖母との海外旅行用に近くのジャスコで青色のスーツケースを買ってもらいました。シリーズ名とかは分かりませんが一番安価なものを選んだと思います。
 このスーツケースは19歳の時に行った、中東巡り旅行からのSIN乗継帰国便でロストバゲージにあってしまい、そのままお別れとなりました。
 使い勝手はあまり覚えていませんが、当時不満を感じたことは無かったと記憶しています。(SIAの補償金が30000円位だったのを覚えています)

3.ACE 無印 ハードタイプ(2000-2003)

 2番目のスーツケースは、中東旅行からの帰国後に、住んでいた千葉県の旅行用品店でセール品だったACE社の黒色のハードケースを購入しました。
 このスーツケースは中東諸国・西欧州諸国を巡っていた際の相棒でしたが、CAI発IST乗継SVO行の便でロストバゲージとなり、お別れする事になりました。使い勝手は最初の物と大差なく不満もありませんでした。(AFLから補償金は出ませんでした。)

4.RIMOWA CABIN ANA別注(2005 - 2010)

 3番目は、社会人3年目で国内出張族だった頃、貯めたANAマイレージを利用して、当時流行っていたRIMOWA CABIN ANA別注を購入しました。
 重量はあるけどがっちりしていて、アルミ製で破損する可能性は低く、これこそ一生物と思って使っていました。このリモワは、元嫁との海外旅行や国内旅行、海外出張で相棒を務めてくれました。そして、ロンドン出張の際にまたしてもロストバゲージとなり、お別れにする事になりました。(´;ω;`)

 (Good Point)
  - がっちりしていてケース割れの心配がない。
  - ローラーが滑らかで快適
  - 破損した場合、修繕してくれる。(ある意味一生もの)
 (Bad Point)
  - 単体重量が重い。とにかく重い。中身入れると大体20Kgオーバー
  - パンパンに入れると閉まらない。
  - とにかく値段が高い。
 
 個人的には軽いバージョンのRIMOWAであっても、もう一度買う事は無いと思います。結構な頻度でロストバゲージに遭遇してますし、昨今の預け入れ荷物の重量制限の厳格化や競合他社製品の品質が向上を考えると、これほど高価なトランクである必要は無いと思うので。。。

5.American Tourister ハードタイプ(2010 - 2015)

 4番目のスーツケースは、RIMOWAをロストされた時に、ロンドンの旅行品販売店で緊急購入しました。
 購入して一番の印象は本体重量の軽さです。一方で、ローラーの回転が渋かったです。直前までリモワを使っていたためにこの様な印象になったと思いますが、差し引いても学生時代使っていたACEの方が品質がよかったと思います。
 このスーツケースには、欧州出張・中東出張・トルコギリシャ旅行の相棒を務めてもらいました。お別れは突然で、トルコ・ギリシャ旅行中のISTからATHのTHY便に搭乗した際に破損返却となり、補償金を受け取って廃棄処分になりました。(Cクラス利用だったので300€位の補償でした)
 
(Good Point)
 - 比較的安価であった。(80£位)
 - 軽かった。(80L, 5.0Kg位)
(Bad Point)
 - ローラー回転性能が良くない。
 
 個人的には、緊急事態でなければ購入はしません。
 

6.DELSEY Montrouge ソフトタイプ(2015 - 2015)Lサイズ

 5番目のスーツケースは、ATH到着時にAmerican Touristerが破損返却された為、アテネ市内Omonia広場前のデパート内の旅行品店の在庫処分セール品を購入しました。(100€位)
 使用感としては、ローラーの回転が良くて、石畳の道でも引っ張るのが楽でした。一方、握り手部分は作りが雑で、重量が増えた際に、持ち手部分がグニヤグニャしてる印象です。
 このスーツケースとは、この旅行の帰国時IST発KIX着のTHY便に搭乗した際、持ち手が千切れて且つ横面にナイフカットされた状態で返却となり、補償金を受け取って空港でお別れしました。(Cクラス利用で50,000円位の補償)※尚、購入から10日以内に廃棄処分(笑)

(Good Point)
 - 伸縮性があり容量より多めの荷物になっても詰め込める。
 -  ローラー回転性能が良かった。
(Bad Point)
 - ナイフなどに弱い。
 - 持ち手部分の作りが雑で取れやすい。
 
 ソフトケースの場合、周りにクッションになる衣類を入れてから固形物を入れるなど、パッキングスキルや慣れが必要になると感じましたね。ズボラで乱雑に入れて持ち運ぶスタイルの私には合いませんでしたね。
 

7.DELSEY HELIUM ハードタイプ(2015-20xx)

 現在のスーツケースは、アテネで使った時に、DELSEYのローラーの印象が良かった事もあり、帰国後にAMAZONのセールを利用して購入しました。ACEとも比べましたが、購入の決め手は、軽い・増量可能でファスナー開閉式・ローラー性能でした。(15,000円)
 現在まで8年間、50回を超える海外渡航の相棒を務めてくれていますが、1点を除いて不満に思う点はありません。ロストバゲージや破損などで使えなくなるまで、このスーツケースと渡航したいと思わせてくれる一品です。
 
(Good Point)
 - 中身の重量が増えても、ローラーが軽くてよく回る。
 - ファスナー開閉式で、結構乱暴に投げられても破損しない。
 - 81-105Lまで容量の増減ができる。
 - 本体が軽量な為、追加料金重量以下(10~13Kg)に収める事ができる。
(Bad Point)
 - アスファルトでの転がり音がうるさい。(消音タイプではない)

(参考:出張時の荷物内訳)
スーツ1着+スニーカー1足+ワイシャツ6枚+下着類10組+カジュアル服上下2着+洗面用品+薄手のコートかカーディガン。

8.まとめ

私が約30年かけて辿り着いた、スーツケース選ぶポイントを整理すると
 a) 70L位のサイズで容量の増加ができる。
 b) ハードケースで開閉がファスナー式
 c) できるだけ軽量
 d) 4本足ローラーで回転が滑らか。(できれば消音)
 e) 持ち手部分がしっかりしている。
 f) 高価なブランド品は不要。
 となりました。
 
 現在のスーツケースで大体20日位の渡航までは対応できていますし、容量不足になるほど大きな荷物がある場合は、レンタルや別送サービスで十分だと思います。また、渡航中に数日間位の周辺散策をする場合は、スーツケースはホテルや宿泊先、場合によっては空港に預けて、バックパックや大き目のビジネスバッグ1つで行動する方が身軽ですし、都市間移動する際に2つ3つとキャリーバッグを持つのはしんどいです。

 さて、今回の記事は如何でしたか。読者の方々に役に立つ内容になっていたら嬉しく思いますし、おすすめのスーツケースがあればコメントで教えて頂けるとありがたいです。
 

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