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シロフクコーヒーの勉強会。

こんにちは

こがみのりです(=゚ω゚)ノ
先日のメルマガで

新しいコーヒーの楽しみ方をお伝えさせていただきましたが
↓ ↓
https://note.com/minoki/n/n92a357e5ec72


今日はまた、新しいコーヒー習慣を
違った角度からお話ししたいと思います(=゚ω゚)ノ

というのも、今日からこがの悲願の
「最澄ブレンド」が発売されたのですー(∩´∀`)∩

こがには、最澄・比叡山に対し
とても深い思い入れがあるのです

▲比叡山東堂エリア:講堂▲

というのは、こがが北極老人の秘書になったばかりの頃
北極老人にコーヒーの淹れ方を教わりました

何度も言いますが、こがはコーヒーが嫌いでした
小さい頃から親がのんでいたコーヒーを飲んだら
すごく苦くて、美味しくない・・・

ので、コーヒーは嫌いな飲み物でした

が、北極老人は
コーヒーが好きなのです・・・orz

だから、秘書として一番大事な仕事は
美味しいコーヒーを淹れる事なのですΣ(゚Д゚;≡;゚д゚)

見よう見まねで、わたしが淹れたコーヒーは
とてもまずく・・・( ̄▽ ̄;)

北極老人も苦笑い・・・(笑)

で、北極老人がその時に私にあるマントラを教えてくれ
こう、お話ししてくださったのです

これから、コーヒーを淹れる時に
このマントラを心の中で唱え続けたらいいよ

そして、コーヒーにこの神様が宿ってくれている姿を
イメージしたらいい

この神様は普段は比叡山にいるから
比叡山から飛んできて、このコーヒーにお鎮守りいただいている

その様子をイメージするんだ

▲比叡山東堂エリア:講堂▲

そしたら、コーヒーの湯気から七色の光と
馥郁(ふくいく)たる香りがしてくるから

そのコーヒーは、まるで仙薬のように
飲む人によって味を変えるんだ

ある人には、癒しのエネルギー

ある人には復活のエネルギー

ある人には悟りのエネルギー

飲む人の魂が求めるエネルギーを

その神様が届けてくれるから

だから、「美味しいコーヒー」を入れようとするのではなく


ただただ一心に
その神様がコーヒーに宿ってくれるところをイメージして
その神様と飲む人を繋ぐ役割を果たしたらいいんだ

こがとしては、衝撃です

美味しいコーヒーを淹れるのではなく
神様が宿るコーヒーを淹れる

それは、コーヒーを淹れるという動作を通して
その神様に祈るという事なのだという事でした

▲比叡山から眺める琵琶湖▲

確かに、「美味しい」は、人それぞれ違います

苦いのが好き

酸味が好き

香りが好き

フルーティーさが好き

同じコーヒーでも、人それぞれで求めるものが違うので
自分にとって「おいしい」が

飲む人にとっての「おいしい」かどうかは分かりません

だから、ただただ、祈るのです

そして、この神様への祈りは
教えてもらってから10年以上
ずーーーーーーっと、続けてきました

コーヒーを淹れる時

コーヒーを焙煎するとき

お茶を入れる時

ラテを作る時

人の口に入れるものを作る時は
必ず、このマントラを唱えています

そのたびに、比叡山を思い出し

その開祖たる、最澄の人生に想いを馳せ

最澄が何を思い、あの山に庵を結んだのか

最澄がどのように考え、唐に渡ったか

最澄は、その人生で何を求め続けて

そして、弟子に何を残したのか

もともと仏教が好きではあったのですが
北極老人からこのマントラを教わってからずっと
ひそかに最澄という人物に対して
ずっと、想いを寄せていました

なので、今年のゆにわ塾の一年のテーマが
最澄と空海と聞いた時から
わたしのモチベーションはフルMaxになってしまったのです(笑)

▲比叡山 東堂▲

そして、最澄ブレンドが完成したのですが

このコーヒーを通して、ゆにわ的なコーヒー習慣を
提供出来たらいいなと考えていたのですが

そのヒントが「維摩経」という経典にあったのです

「維摩経」が成立したのは西暦紀元前後の頃

インドでは部派仏教と呼ばれる教団が栄え
出家者を中心にした
厳しい修行や哲学的な思索が中心になっていた時代でした

小乗仏教といって、個人の解脱を目的とする教義で
苦しんでいる人を救うという考えではなく
個人で修行して、各個人が解脱を目指す
(自分自身が救われる)

という考え方です

言い方は悪いかもしれませんが
自分が救われたら、他の人はどうでもいい・・・
というように受け取られがちな教義です
(本来は違うんですよ?)

この小乗仏教は、修行者の仏教であるので
庶民の暮らしから少し遠い存在になっていきます

だって、庶民は煩悩の中で生きていますから(笑)

しかし、仏教が一部の修業者だけを救う教えになっていく中で
リベラルな在家仏教者たちが
一大仏教変革ムーブメントを巻き起こしたのです!!

自分自身の救いよりも
広く人々を救済しようという「大乗仏教」の運動です

「維摩経」はこうした流れの中で生まれた経典なのです

ですので、このお経の主人公は
お釈迦さまでも、十大弟子でもなく
在家の維摩さんなのですが

この維摩さんが、菩薩や十大弟子にひたすら
あんたの教え、修行は独善的だろ!!と突っ込んでいく様子が
めちゃくちゃ笑えるのです(笑)

まあ、このお経で言っているのは
山にこもって厳しい修行をしても
下界に降りてきて通用しないなら、意味ないよ

むしろ、この泥にまみれた俗世の中で修行してこそ
本当の悟り、救いなのではないのかね?

という事を言っているのです
これは、きわめて北極流的です

▲比叡山 戒壇院▲

しあわせは、どこかに探し求めるのではなく
今この目の前の日常の中にあるのだという事に気が付こう

人間関係をよくする方法は
目の前の人間関係の中に見つけられるという事に気が付こう

という事なのですから(*'ω'*)

という事で、毎日のコーヒーの時間
日常の習慣の中で、神仏を感じる時間を作っていただけたら

自分の人生に対するものの見方・解釈の仕方って
180度変わります

人間関係をよくする方法も

人生を変えていく方法も

どこか遠くにあるものではなく
今この瞬間、目の前にあるという事に気が付くための
コーヒー習慣なのです(=゚ω゚)ノ

コーヒー習慣を作ろうと言っても
何度も言いますが、コーヒーをただ抽出したらいいのではなく


そのコーヒーをどういう目で見て
どういう空気と結び付けるのか
それが、大事なのです


産地や、道具にこだわって
かっこよく入れる事よりも

コーヒーを淹れる空間や
コーヒーそのもの、飲む人、自分自身に対して
どういう気持ちをむけれるかが大事なのです


コーヒーは嗜好品ですから、味の正解なんてありません
人それぞれで、好みは違うので


ですから、コーヒーを淹れる時の空気(雰囲気)を大切にしたいのです

そして、その「空気」は言葉では伝えられないものです


なので、シロフクコーヒーでは定期的に勉強会をしています
その勉強会で不肖ながらこがが
まず、コーヒーを淹れて見せるので

参加者は言葉ではなく、その時の空気を感じて
テーマとなっているコーヒーの持つ空気感を覚えて

自分が淹れるコーヒーに、その空気感を乗せる
というのが、シロフクコーヒーの勉強会です

▲シロフクコーヒー勉強会▲


しかし、先日の勉強会で
こががコーヒーを淹れるタイミングで
みんながその場の空気感に集中している中


コーヒーを淹れなれているスタッフが
べらべらと、しゃべり出しました・・・((+_+))


わたしは、一言 「黙って」とだけ伝えました


後輩たちの前で、そういう指摘をされることは
そのスタッフにとっては嫌なことかもしれませんが

完全に、空気感を壊していたので
空気を作るために、黙ってもらったのですが

コーヒーを淹れ終わってから、そのスタッフに
「もし、ここでコーヒーを淹れているのが北極老人だったら
あなたはそんな風にべらべらしゃべってるの?」と聞くと

「いいえ・・・」と


学ぶ相手を選んでいる時点で
あなたの学びは自己満足的で、独善的で
そして、傲慢ですよ

自分はコーヒーを「抽出」ができる
・・・と思ってるかもしれませんが

そこに「わきまえる」「敬う」「感謝する」心がないのであれば
神仏は動きませんよ?

空気を壊す人間には
その空気をコーヒーに乗せることはできませんよ?


という事を、「黙って」の一言に込めたのです

ダラダラと説明をすると
それもまた、空気を壊すので


ただの言葉としては「だまって」と
たった四文字の文字情報ですが

その4文字には、たくさんのメッセージが込められているのです


この、文字(言葉)にしていない情報(想い)が
その言葉のもつ「空気」として
相手に言葉を介さずに、伝わるのです


「空気(雰囲気)」って、ものすごい情報量をもっています


言葉を使って想いを伝えるのって
スゴク難しいし、絶対に伝わりきることはないんですよね

なぜなら・・・


例えば・・・「黒」と聞いて

「闇」のイメージを持つ人もいれば

「クール!」というイメージを持つ人もいる

「悪」をイメージする人もいれば

「高級」なイメージを持つ人もいる

「死」を想像する人もいれば

「権威」の象徴と思う人もいる


たった二文字の「黒」という言葉ですら
こんなに、人によって受け取り方が違うのですから

言葉を使って、形にできないものを伝える事って
本当に難しいのです


「維摩経」には、こんなストーリーも書かれています

仏の国には衆香国という国があり
そこに住む香積如来たちは
真理の教えを、言葉ではなく
「香り」によって伝えているのだそうです


「香り」には「ことば」にできないたくさんの情報が含まれていて
頭で理解できずとも、言葉を解釈できずとも

その香りを聞き続けるだけで
気が付けば、その人は真理を悟っているのです

▲比叡山 東堂エリア 手水▲


ゆにわ塾では、今年のテーマを最澄と空海として
セミナーを進めていく予定です

そして、それに合わせて、シロフクコーヒーでは
「最澄ブレンド」を作りました


これは、セミナーでお伝えすることを
言葉ではなく、香り、味で伝えたいからです

「最澄」という言葉に対して付随してくる情報を
難しい言葉や、文字ではなく

「香り」「味」で伝えたいと思って
このブレンドを作ったのです

つまり、セミナーで言っていることが難しくて
よく理解・解釈できなくても


毎日、最澄ブレンドの香りを聞いて(嗅いで)もらったら
いつの間にか、言葉を介さずに三昧の境地に至る・・・

というアプローチなのです(=゚ω゚)ノ


このタイミングで
「もにこ(モーニングコーヒー)習慣」を始めたのにも
ちゃんと意味があったのです(*'ω'*)

毎日、「最澄ブレンド」飲んでください(笑)


セミナーや本で使われている言葉の意味を
理解しようとすることが苦手な人には
香りを聞くことで本質に近づいてもらったらいいですよ!と(=゚ω゚)ノ

毎日のコーヒー習慣「もにこ」で
彼岸に渡ろうキャンペーンです(笑)

ちなみにですが
「最澄ブレンド」が本日から発売開始になったのは
何か狙ったわけではないのですが・・・


偶然とはいえ、1月26日は
最澄の天台宗の「開宗記念の日」なのだそうです!!

「最澄ブレンド」デビューの日と「開宗記念日」が一緒という
すごい偶然!!(笑)

これは絶対に、飲むべきです!!щ(゚Д゚щ)
「最澄ブレンド」ぜひ、お楽しみください!!

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シロフクコーヒーのオンラインショップはこちら
↓ ↓ 
https://uniwamart.com/products/sh0080

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最澄ブレンドのドリップバッグは
3月ごろに発売予定です(=゚ω゚)ノ



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