サクラ散るよ サクラ散るよ サクラ
==========
散る桜 残る桜も 散る桜
==========
桜は咲いた瞬間から
やがて散りゆく運命を背負う
まだ散らずに残っている桜も
いずれ、必ず散っていく
それと同じく
人も生まれた瞬間から
死ぬことは決まっている
ならば、「死」は定められた運命で
悲しむことでも、残念がる必要もない
悲しいのは、思うように生きられなかったから・・・
残念なのは、やり残したことがあると感じるからか・・・
目の前で人が死んだとき
残った人にも同じような感情が去来する
それも同じ
悲しい感情の分だけ、残念な気持ちの分だけ
生きている間に関わることができなかったからか・・・
人は必ず死ぬ生き物
当たり前に一緒にいられるから
毎日、目の前にいるから
だから、ついついそのことを忘れがちになる
失った時に心動いた分だけ
目の前にいたその人を後回しにしたり
疎かにしたり、向き合わなかったという事かもしれない
「もっとこうしておけばよかった・・・」と思う事の無いよう
今、目の前にいる時に、出来る限り最大限に関わろう
また、自分自身も
明日旅立つつもりで、「今日」という日を生ききろう
「また明日!」
その「明日」が必ず来るという保証はないのだから
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?