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オンラインイベントでアンケートツールを使ってみた

2月から、毎週水曜夜に SAP Inside Track Tokyo 2021 というオンラインイベントをやっています。(3/17まで)

イベント自体は毎年開催されているのですが、完全オンラインで実施するのは今回が初めて。というわけで、運営側も試行錯誤を楽しみながらやっています。

事前の打合せの中ときに
「Mentimeter というアンケートツール使ってみない?」
と言われて、最初は正直、

運営的にも参加者目線でも、やらなきゃいけないことが増えるのはどうなのかな?Zoomのチャットや投票機能で良いかな。ツイッターもあるし。

と思っていました。

しかし実際やってみたらすごく良かった!のでそのことについて書きたいと思います。

オンラインイベントでもリアクションが知りたい

Zoomウェビナーでスピーカーをやっていると、自分はプレゼンテーション画面に向かってしゃべっていて、リアクションが感じれないさみしさを感じます。

もちろん、朝渋などのイベントでは、チャット欄などで大盛り上がりしているのですが、SAP関連のウェビナーでは、Q&Aに記入するひとがいるくらいで、チャットでつぶやいてる人は皆無。それも、他にやってる人がいないから、というのが大きいとは思います。

これまでchillSAPコミュニティのイベントでは、
「アウトプットしよう。まずはツイートから!」
というのを呼び掛けてきたのですが、それも、ほとんどの参加者にはハードルが高そうだな~、という印象でした。

Mentimeter というツールを使ってみた

良いところ
・アンケートへのアクセスはQRコード読み取り(イベント中は同じURL)
・選択肢をぽちっとするだけで結果が即座にプレゼン画面に反映される
・多彩なアンケート結果表示形式がある
・ブラウザからのアクセスでアプリのインストール不要

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どうなったか

スピーカーは、このアンケート結果を踏まえて話を始められるので、より「誰に届けるか」を意識してプレゼンができます。

参加者としては、匿名で気軽に質問やコメントを投げられて、セッション後にリアクションしてもらえるので、より「参加している」感を感じれると思います。

リアルイベント以上に気軽に双方向でのやりとりができて、とても楽しい体験となっています。

ツイートどうなった?

アンケートツールにコメントが入れられるので、ツイートは盛り上がらなくなるかな?というのも当初の懸念としてありました。
結果としては、それはそれで盛り上がっていて、良かったです。

使い方の工夫

やっぱりフリーワード入力よりは、選択肢の方が気軽に答えやすいです。なので、最初に単純な質問を持ってきて
「結果に反映されるとおもしろいな!」
とまず思ってもらうのが良さそうです。

今回の使い方としては、オープニングの中で練習がてらアイスブレイク的な質問をいくつかしています。
各セッション前には、登壇者に質問を2つ用意してもらいます。1個目は気軽なアイスブレイク的な質問、2個目はセッション内容にかかわるテクニカルな質問というのをおすすめにしています。
クロージングのあとの抽選会は、「結果画面にコメントが多いとスクロールする」ことを利用してやっています。あらかじめ決めておいた位置に最後に止まった人が当選者、というルールです。

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さいごに

今回はライセンスを使える状況だったのでMentimeterを最大限活用しました。無料トライアルでも使えるようですが、色々制限はありそうです。

意味合い的にはZoomの投票機能だったり、チャット欄を盛り上げる工夫をすることでも、インタラクティブにやる、という方向性は目指せるかなとおもいます。
味をしめて、次回のプレゼンの機会には、Zoomの投票機能を仕込む予定なので、リアクションの違いなど、気づきがあればまた共有します。

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