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エリックセッション「#2 PLAY.../意外なZ世代とゲームとの関係とは」(後編)

エリックゼミ「Social Changer Next G」第2回、前編では、Z世代とゲームとの関係を中心にお届けしました。後編では、ゲームは社会を変えるんじゃないか?という観点で語っていきたいと思います。

ゲームといっても、ただシューティングするのではなくて、医療や福祉、教育などのいろいろな場で、これからはゲームの要素が使われていくのではないかとエリックゼミでは考えています。そんなアイディアの一端を、皆さんにご紹介したいと思います。

登場人物は引き続き、エリックと、エリックゼミのゲーム好き、さっちー、たいせー、まいちです。

ゲームの要素は社会のどんなところに使われている?

ゲームの要素が、実際どういうところで使われているのか、学生が考えてきたのが、こちらです。

ビッくらポン!
スタンプラリー
コンビニ700円くじ
掲示板/チャット
apple watch のサークル
赤ペン先生
成績ランキング

さっちー「私がこの中で一番なるほど、と思ったのが、ビッくらポンという、くら寿司がやっているシステムです。お皿の裏にQRコードがあって、それを読み取っていくとお皿の枚数がカウントされて、5枚でくじが引けるというものです。子供がこぞって、あと何枚!あと1枚!って食べたがるので、これはゲームだな~って思います。」

たいせー「コンビニで600円払うときに、店員さんに700円くじ引けますよ、と言われたら、やっぱあと100円払っとくか…ってミンティアとか買っちゃうので、これはゲーミフィケーションのひとつかなと思いました。」

まいち「成績ランキングは、意外とやる気につながるのかなと思いました。子供はゲームが好きなので、あと何ポイントあったらあの子に勝てる!というのは、やる気を出すための理由のひとつにはなるかなと。」

エリック「つらいことをやったときに、ポイントが入るのは良いですよね!」

企業にゲームの要素を取り入れるには?

まいち「結構社会は弱肉強食というか、立場の強い人、弱い人みたいなのがあるし、立場を考えて、円滑なコミュニケーションがとれないじゃないですか。でもゲームは、ステータスは最初みんなゼロからのスタートだし、武器もみんな同じだし、均等な関係で同じものを楽しめるというのは、ゲームの良さなんじゃないかなって思います。あまりしゃべるのが得意じゃないひとのメンタルケアにつかったり、もっとゲームを円滑なコミュニティ、均等にフラットな関係にできるようなものに活用して行けたら良いと思います。」

たいせー「一般的には月~金の平日に働く人が多い中で、土日や深夜の時間に仕事をする人に、ポイント制、昇給の仕組みがあったら、働く人にとってのモチベーションになるのではと思いました。」

エリック「よくある営業成績のランキングで、たまにボンビー※とかが出てきてトップのやつからガサーって持って行って、すごく売り上げてる人が時々ゼロになっちゃう、とかあったら、その人は嫌かもしれないけど、周りは楽しいかもしれないよね。」
(※ボンビー=ゲーム桃太郎電鉄シリーズに出てくる貧乏神のキャラクター。プレイヤーがゲーム内で貯めたお金を、持っていってしまう)

さっちー「ポイント制の話、仮想通貨っぽいなって思いました。私のおばあちゃんがいま老人ホームにいるんですけど、運動とか、パズルを解くごとに、老人ホームでの中で使えるお金が貯まるんです。それを使って、普段受けられないワークショップを受けたりとか、パン作り体験ができて、孫の私がそのパンをもらえる。家族としても面白いし、おばあちゃんもそれで元気になったなって思います。そういう仮想通貨を、企業の中でモチベーションとして使えたら、良いコミュニティが作れるんじゃないかなと思います。」

エリック「医療や福祉っていうのは良いね。老人ホームに行くと、どうしてもコミュニティが老人ホームの中になっちゃう。他の老人ホームとか、外にいる家族とつながれたら、すごくゲームの要素が生かせるのではないかなと思いました。」

最後に、皆さんのゲームに対する熱い思いを一言で!

さっちー「私は、ゲームは生活の一部という風に考えています。あつ森とかでわかるように、バーチャルとリアルの境目はだんだんゲームの世界にはなくなってきている。時間やお金を費やすものもゲームの対象にできる。ゲームはくだらないものではなくて、学びだったり新しいガイドがいっぱいあると思うので、ゲームは生活の一部だと思っています!」

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まいち「私はゲームの力は社会を変えるにしました!ゲームが社会をより良くする方向に持って行って、新しい世界を作れたらなと思います。」

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たいせーゲームとはモチベーションだと思いました。教育では、成績順で争ったりすることもできるけど、やはりとっかかりづらいところがあって。でも、ゲームなら競い合うことができる。勉強になるととっかかりづらいところを、解消できれば良いと思います。コミュニティを築いて、好きな人同士で集うっていうことも可能ですし、ゲームはモチベーションにつながるものなのかなと思っています。」

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まとめ

今回はゲームをテーマに、前編はコミュニティとしてのゲームについて、後編は社会にゲームが役立つということについてお話ししてきました。これは、エリックゼミの中でさらに深堀して、実際に面白いものを創り出していこうと思います。

エリックセッションは今後も色んなテーマについてやっていきます。次回、新しいテーマは何が来るのか、楽しみにしてくださいね!

エリックゼミについて詳しく知りたい方はこちらもご覧ください。


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