「Beats Fit Pro」購入しました(2) 〜期待どおりの操作感／音質は好みに合うかどうか〜

ども、takanaです。
前回、「Beats Fit Pro」の購入までを書いていましたが、今回はその続き「実際に使ってみてのお話」です。

＃ちなみに、これまでよく利用していたワイヤレスイヤホンが「AirPods Pro（第１世代）」や「SONY WF-1000XM3」なので、必然これらと比較してどうか、という内容になってます。ご了承を。

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Appleデバイス間の自動切り替えはAirPods Pro（第一世代）と同等

前回書いたとおり、「Beats Fit Pro」に決めた一番大きな理由は「Apple版マルチポイントに対応しているから」でした。

で、実際に使ってみた感想としては・・・
「AirPods Proと変わりなく、快適に使える」
ということで、十分に満足ができる使い心地でした。

＃分かっていて購入したとは言え、期待どおりでホッとしました。
＃うん。良かった。

実際に音楽を聞いてみて

では、次に音質。

これまでBeatsのヘッドホンやイヤホンは使ったことがなかったのですが、巷の情報を見ている限り「低音強め」「アタック強め」「ドンシャリ系」のイメージを抱いていました。

対して、私の好みは「低音から高音までバランスが良くて、その中で『中音のふくよかさ』があって『全体的な解像感が高い』と嬉しい」という感じ。
＃アコースティックギターのストロークで、５弦あたりの音がよく鳴ってくれると嬉しい…みたいな感じです。（我ながら分かりづらい。）

なので、「もしかしたら自分の好みには合わないかもな」と心配していたのですが…正直、やっぱり微妙に合いませんでした。😅

(以下、素人の耳で聞いた内容なので参考程度としてもらえれば。実際の音を測定すると全然違っている可能性もあるので。)

私がよく聴く音楽（洋楽ロックです）を聞いていると、前情報通り低音強めで、中音はイマイチ（あんまり出てないしフラットな感じ）。
で、高音は（出ているんだけど）こちらもゴージャス感は…とでも言いますか、そんな感じの音づくりに感じました。

では、気に入らないのかというと、もちろんそんなことはなくて。

私としてはAirPods Pro（第１世代）の「のぺっ」とした素直すぎる音もあまり好みではなかったので、音楽を聴くときの音だけなら、どちらかというとBeats Fit Proの方が好きかもしれません。(音楽聴くだけならSONY WF-1000XM3が一番好きかな。)

＃実際、外で使った時にも低音が雑踏に負けてしまうことなく良い感じでした。こういう音づくりもありですねー。

「ギターの音が大好きマン」としては、「エレキギターのリフ」とか「アコギのストロークの４〜６弦あたりの音」が、アタック感はあるものの音の太さ（というか丸さ？）を感じづらいペチペチした音になっているような気がするので、そこは少し寂しいですが、これはこれで良いと思います。

＃聴く音楽によってBeats Fit Proの音作りがメチャクチャあうジャンルもあると思いますし、一言でいうと「好み」だと思います。（少なくとも解像感は悪くなく、超安価なワイヤレスイヤホンみたいに音が潰れてしまってるのを低音でごまかしてるような音ではないです。）

ノイズキャンセリングは？

で、その他の機能となると、私のとって次に大事なのはノイキャンです。

＃一番使うシーンは通勤電車で、ノイキャンをオンにして音楽やらPodcastやらを聞いてます。

で、こちらも実際に通勤電車で試したところ…十分な感じでした。

ここに関しては、AirPods Pro（第１世代）やSONY WF-1000XM3と同等か、ちょっと周りの音が残るかな…という感じでした。
＃先の音質に関してもですが、個人的には、イヤーピースの種類や、耳の形が合うかどうかなんかも影響がしてるかも？と感じてます。（密閉度とでも言いましょうか。）

ま、私にとっては「十分な性能」で何ら問題ないという内容です。

外音取り込みは？

私はあまり重視してないところですが、外音取込は…というと、こちらも「AirPods Pro（第１世代）ほどではない。SONY WF-1000XM3とどっこいどっこい？」という感じです。

ま、ノイキャンもそうですが、外音取り込みも「付いてないのと付いているのでは大きく違う」ので、私同様に「あった方が良い」ぐらいの方には全く問題ない性能かと思います。

その他の良い点・イマイチな点

その他の良い点・イマイチな点は以下のようなところでした。音とかにはあまり関係ないですが。

良い点

• ウイングチップで安心の装着感
  イヤホン本体から「ピョコッ」とでているツノみたいなものには「ウイングチップ」という名前がついてるのですが、これのおかげで「耳に装着していて落ちる心配が皆無」です。
  ＃実は、AirPods Proを付けて歩いている時に2回ほど落としてしまったことがあるのですが、Beats Fit Proに関しては全くその心配がありません。意外と嬉しかったポイントでした。

• カラーが選べる
  AirPods Proはホワイト一択なのですが、私の場合、持っているデバイスの多くはブラック・グレー系なので、ホワイト以外を選択できるのは普通に嬉しかったです。
  ＃私が持ってるデバイスはブラック・グレー系が多いので、今回はグレーを選択しました。

イマイチな点

もちろんイマイチに感じるところもいくつかありまして。
列挙すると以下のような感じ。

• ケースが安っぽい
  カラーによるのかもしれませんが、一番残念に感じたのはケースの安っぽさでした。「所有欲を満たせるか？」と言われると、ちょっと難しいかもしれません。

• イコライザーが利用できない（今のところ・多分）
  音質のところで「中音が…」みたいなことを書きましたが、これを補正するBeats純正のイコライザー的なことができるアプリがなさそうなのですよね。
  ＃Apple Musicだと若干の補正はできるのですが、それ以外のアプリだと対応する術がないのですよねー。

• イヤホン本体だけで音量調節できない
  完全ワイヤレスイヤホンでも、本体だけで音量調整できる製品は結構あると思うのですが、Beats Fit Proではできなさそうです。Apple Watchで音量変更できるので、なくても大丈夫といえば大丈夫なのですが、利便性という意味ではちょっと苦しいところがあります。
  ＃私、同じ沿線でも、「この辺りは電車の音が大きいから」などの理由で、結構頻繁に音量変えるのですよね。

まとめ

とゆーワケで、Beats Fit Proを3日使ってのレビューというか、使ってみたら「こんなんでした」というお話でした。

いろいろ書きましたが、総じて「とても満足度が高い」買い物ができたと思えるぐらい気に入ってます。

なんと言ってもデバイス間の自動切り替えは、やっぱりとっても便利ですし、当面はメインのイヤホンとして使いまくります。

＃とりあえず、今は以前にここに書いたEXTREMEのSIXを聴きまくっています。楽しい！😆

ではでは。