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【壁面製作】多忙な保育現場での実習で感じたこと

 保育現場は大忙しです。大学の授業で学ぶ以上のことを日々こなす必要がある保育士ですが、「これは学生がやればいいのでは」とアイデアが浮かぶきっかけとなった体験です。

  保育現場では壁面に制作物や季節を感じられる装飾をしています。今回はその「壁面製作」に関するまとめです。

 前回の記事はこちらです◎


1.そもそも壁面製作とは


 壁面製作・・・保育室や通路の壁に、季節感のある装飾をすること。
 
 明るくかわいく飾る事で、園児たちは毎日楽しく過ごすことができます。
 また、園児が製作したものを飾るもの、何月がだれの誕生日かわかるように飾るものまで壁面の装飾は多岐に渡ります。
いわば、クラスのカラーを出す場でもあり、保護者にもみてもらう機会の場でもあります。

 僕自身も実習で作った経験があります。ダイナミックに作る事、画鋲やテープできれいに壁に貼る方法などたくさん学べました。

2.壁面製作は作るのに時間がかかる


 僕自身壁面製作はとても楽しい経験でした。紙を切るなどの工作作業が好きだからです。しかし、実習で感じたことはこれだけではありません。

壁面製作に取り組む時間がないということです。

 僕は実習で0・1歳児に入ることになりました。0・1歳児の先生方は子どもの午睡時間にコツコツと進めていました。

「今日はこんな様子でしたよ」と保護者に伝える連絡ノートの記入、乳幼児突然死症候群防止のため、午睡している子どものチェックおしぼりの用意制作活動の用意、その間に昼食を摂ると極めて多忙な時間の合間を縫って壁面製作をしていました。

 この様子を見て唖然としました。日々の業務に加えてする壁面製作は手間をかけられない上に、月や季節ごとに変えていく必要があるので大きな負担です。
(さらに働き始めてから他にも書類業務もたくさんあることを目の当たりにする)

この様子を実習で目の当たりにした僕は学生で何かお手伝い出来ないかなと思いました。そして所属している美術部、幼児教育の友達・後輩に声をかけ学校の近くの幼稚園に壁面製作の提供を始めました。

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