絵って自由なのに

 あくまで私の考えなので誰かに強要するわけではありません。すごく文がめちゃくちゃです。

 なんだか絵って頑張って描写する、時間をかける、やりたいことをやるだけじゃない気がします。美大で人の評価を聞いていると作業量とか技術や完成度に偏っているなあ...と感じます。
まるで身をすり減らすまで頑張ることを美徳とする日本の価値観みたいです。
もっと視野が広くありたいです。作業量の少なさでその人の人格まで否定してしまうような酷評を目の当たりにすることがありますが、なんだか違うと思います。手数が少ない絵でも構図とか色とかそういうので十分見つけられるものがあるはずなのに。時間をかけていないとかそういう理由で見るのをやめてしまうのはもったいないと思います。

 絵はその人の生活の一部を見せてもらえているような気分になるし、想像したり、この人はこんな個性があるからこれをやったら面白そうとか道筋が広がったりいろいろあると思うのです。
描写する力も作業量が多いのも立派なことなのであるに越したことは無いですが、自由に表現をするための技術でありたいのに、表現より作業量という苦労に重きを置く価値観が邪魔をして芸術を自由にさせていない気がします。誰かに承認されたくて作ると、そうなりやすいのかもしれません。

 私はまだまだ見る目が狭すぎる人間です。なので視野広げて自由な視点を持ちたいです。


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