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欧州組集結チャリティーマッチを女川スタジアムでやる理由

「寺田美穂子」さんは仙台在住で
前回の試合の時も多くのサポートをしていただきました。

今回も開催したい旨を話すとぜひ協力したいと言っていただき
全面的にご協力いただいております。
私がスペインにいるので日本で動けない代わりに
寺田さんがあちこち飛び回ってくれています。

寺田さんの思いを紹介したいと思います。


私は震災後は石巻の米国人英語教師テイラー・アンダーソンさん(享年24歳)のご遺族が始めたNPOをやっていました。
テイラー先生が大好きだった石巻の子供達のためにテイラー文庫を寄贈したりホームステイをしたりコバルトーレ女川などに助成金を出していました。


2013年頃は、英国人映画監督がベガルタの震災後の活躍を描いたドキュメンタリーもお手伝いしました。
そのときのご縁でベガルタ仙台レディースで4シーズン通訳する機会をいただきました。


震災遺児をホームステイに呼んだりしていたベルギーの団体もお手伝いするようになりました。
その団体は終了しましたが
今では単なる親戚状態で、我が家に泊まりに来たり東京で一緒にお酒飲んだり結婚の相談に乗ったり一緒にトルコ旅行したり楽しくお付き合いしています。

2019年には、ラ・リーガやスペイン大使館のご協力の下、コバルトーレ女川のJYをスペインの日本村に派遣しベティスなどとサッカー交流をしてきました。
震災後、伊達政宗の家来の子孫と言われるスペイン人の皆さんが故郷(石巻)のためにチャリティーをしてくれていました。

そして去年、千葉望愛選手が欧州組の選手を連れてきて石巻でチャリティーマッチをしてくれました。

SNSで「やりたい」と言っているのは見ていましたがコロナ禍の中、本当に実現してくれたことにものすごく感激しました。
次は一緒にやらないといけないと思いました。

コバルトーレ女川の社長さんにご相談し、女川町長さんにご挨拶に行かせていただきました。
女川に新しくできるスタジアムでやりたい。
そして試合はYouTube配信して
WE/なでしこ1部/2部の各クラブに観てもらいたい。

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スペイン大使館にて参事官さんに直接お話をし、後援を快諾いただきました。
今回はコロナ禍&予算的な都合で日本人選手のみですが、ゆくゆくはWEに興味のある外国人選手を招待したいと思っています。

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イタリア大使も大変きさくな方で、後援を快諾いただきました。
イギリス大使館の参事官さんにお会いしたときは自己紹介の第1声が
「アーセナルの選手の元通訳です」と(笑)


日本人女性初(というかアジア人女性初)の海外移籍選手で元日本代表FWの長峯かおりさんにもご賛同いただいています。
イタリアASDレッジャーナ時代のお話は、ぜひこちらのブログをご覧ください。


今回の対戦相手は大学生(早稲田大学ア式蹴球部女子)です。

震災の話しを直接聞いて受け止めて欲しい。

欧州組と交流して自分の人生に活かして欲しい。

選手や指導者としてどんどん海外に挑戦して欲しい。

女子サッカー界を底上げしたいです。





3月11日前後だけお決まりの切り口の番組が流されるのはうんざりです。
でも震災は風化させたくない。
スポーツは良いプラットフォームだと思います。

特に女子の元気なパワーは今とても必要です。
3月以外に普通に魅力的な女川を全国に発信したい。
皆様、なにとぞご協力のほどよろしくお願いいたします。


大会詳細についてはコチラHPから



サポート頂いた分は記事発信の活力になります!! そして日本に帰った際の活動費にしたいと思います。 女子サッカーの発展の力に💪