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思い込みフィルタ

先日、某一次創作のぷちイベントに参加しました。
そのときに自分の思う「本とはこういうもの」の概念を打ち砕かれました。あれもいいの、これもいいの、この本の値段はこれなんだ! みたいないろいろ。おおきいイベントの前にわーっとわかってよかったです。

何より、自分ってこんなにせせこましいにんげんだったんだ、と気付いた瞬間でもありました。見本誌見られるのも、なんというか、目の前にひとがいないからこそよかったのかもなあ、なんて。

利益云々考えたらどうしようもないんですけど。
なんか、楽しかったです。新しいことを知れたら、次はこうしたい、が一気に浮かんできて、ふわふわ、心地良いんです。

さて自分がなんでこんなにひとつのことに執着していたのかと、考えてみますと。最初に教えてくれたひとが「小説なら文庫!」派だったからかもしれません。
他人の本ならそんなに気にしないんですけど、いざ自分の本となるとあれやこれや、こだわりこだわり、してたつもりはないんですけど、なんかこだわっていたみたいです。

むしろ、そこをテンプレに落とし込むからこそ、自分は焦らずできたのかなって、ちょっとだけ思いました。いま、ぜっさん大慌ての締め切り祭。
大丈夫、もんだいない、と言えるような気がしてきました。あとはどの順番でやるかの優先順位。

不思議ですね。
正直筆を折りかけていたのに、今はもう、書くことしか考えていません。なんというか、自分の世界には自分しかいなかったんだ、って改めて思いました。

未だにネップリ文化になれていないので、自分はなんというか「本」を作りたいんだなって改めて思った次第です。とはいえ折れば本もまた事実。

自分の書くことを待ってくださる誰彼かがいることが、本当に自分にとっての励みになっています。

次のイベント、だれが来ても来なくても、楽しめるような大人でありたいなと、おもいました。あとは普通に戦利品読んでまったりしたい。もちろん、手にとってもらいたいので、いろいろ、チャレンジしてみようと思います。

年度末まで駆け抜けたい! 人権がほしい!
なにより頭の中の彼らのことを知りたい、と思ってくれるひとたちがどれだけいるのか知りたい、試したい。

そんな好奇心の塊で、今日も今日とて、生きています。

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