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高齢者とコロナウイルス

現在流行中の新型コロナウイルスは、
特に高齢者や基礎疾患のある人に感染すると重症化しやすい傾向にあるんだ。

これはニュースとかでも聞いたことがあるかな?

実際に高齢者や基礎疾患のある人が多く出入りする施設ではどんな対策が成されてるのか伝えていくね。

まず感染拡大の防ぐための根本的な考え方として、
①ウイルスを持ち込まない
②ウイルスを拡げない
の2つが大切なんだ。

そのためには感染する経路を断つ必要がある。

具体的に病院や高齢者介護施設などでは厚生労働省が示した感染対策マニュアルに基づいて感染対策の徹底を図っているんだよ。

ここでは基本的な感染対策の方法を伝えておくね。

★マスクの着用
高齢者や基礎疾患のある人はもちろん、病院内のスタッフ、面会者、委託業者など、施設に出入りする人にはマスクの着用をお願いしているよ。

これは基本的な咳エチケットだね。

仮に元気な状態でももしかしたら潜伏期間かもしれないし、気づかないうちにウイルスを人に媒介してしまうことは恐ろしいことだからね。

マスクの不足も騒がれているけど、何日間も同じマスクを着用したり、汚れたマスクをつけ続けることも衛生的に良くないよ。

使い捨てのマスクがなくなってしまった場合には、布マスクを洗って利用するなどの工夫も必要だね。


★手洗い、手指消毒用アルコールの使用
実はこれはマスク以上に有効だとされている感染対策だよ。

色んなところに触れる手は一番ウイルスを媒介しやすいものだからね。

今は色んな施設に手指消毒剤が置かれているから、
流水による手洗いと、アルコール消毒の両方を実践できたら一番効果が高いよ。

でも手を洗った後のハンカチやタオルが汚染されていたら意味がないから、
清潔なハンカチやペーパータオルなどで拭き取ることにも注意してみてね。

アルコール除菌成分のあるウェットティッシュなどもいいかもしれない。


★施設スタッフのマスクやエプロンの着用
病院や介護施設などのスタッフは多くの高齢者と関わるから、ウイルスを媒介してしまう機会も必然的に増えてしまう。

だから患者さんに触れる前の手指消毒、使い捨てビニールエプロンの着用などを多くの施設が実施しているよ。

エプロンは各患者さんごとに付け替えることで、患者さん間でのウイルスの媒介も防ぐことができるよ。


★施設スタッフの体温測定
厚労省からの要請では、スタッフが出勤前に体温を計測することが求められているんだ。
発熱などの症状がある場合は出勤を行わないことを徹底していて、出勤時に毎朝の体温を記録する制度を設けている施設も出てきているよ。

こんなふうに特に高齢者が多く出入りする施設では多くの対策が実施されてる。
でもどれも感染拡大のための基礎的な措置なんだ。

高齢者や、基礎疾患のある患者さんはもちろんすごく不安だと思う。
そしてその家族のみんなもすごく心配だと思うんだ。

だけど過剰に心配しすぎる必要はないよ。

標準的に必要とされている予防策をみんながしっかりと行うことで、ウイルスの拡大は大幅に減らすことができるんだ。

自分が感染しないためにも、
誰かに媒介しないためにも、
感染予防のための小さな心がけを意識して行うことが何よりも大切だね。


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