【ガム】プラスチックを噛んでいた!?
こんにちは。大嵩佳織(おおたけかおり)です。
前の記事でもチラッとお話したのですが、歯列矯正を始めました。
咀嚼時の痛みがほぼ無くなったので、先日ガムを噛んでみたんです。
その時の様子は最後にお話しするとして、今日はそのガムについて。
ガムの原材料に「ガムベース」と書いてあった
チューインガムの原材料表記、見たことありますか?
ふと気になって見てみたら「ガムベース」と記載がありました。
これは何者?と思って調べてみたら衝撃の事実が。
ガムは何でできている?
チューインガムは、
・ガムベース
・糖類
・香料
・着色料
などから成っています。
ガムベースという「ベース」に、味や香りをつけているということです。
ガムベースの原料は「酢酸ビニル樹脂」など
このガムベースを調べてみると、その原料は「酢酸ビニル樹脂」、「炭酸カルシウム」、「チクル」など。
初耳すぎる原料!まず樹脂ってなに?
樹脂とは?
まずは酢酸ビニル樹脂の「樹脂」について。
元々は樹液が固まった物質を樹脂と言っていました。これを「天然樹脂」と言います。先ほど出てきた「チクル」はこの天然樹脂にあたります。
天然樹脂は採れる量が少なく、高価だったため、人工的に作るようになりました。これが「合成樹脂」。「酢酸ビニル樹脂」は合成樹脂にあたります。
合成樹脂の代表的なものはプラスチックです。
(厳密にいうと、樹脂とプラスチックはJIS規格で区別されており、樹脂=原料、プラスチック=成型品。)
ということは、ガムはプラスチックでできていると言えますね。
それだけでも衝撃でしたが、この話には続きがあります。
酢酸ビニルの安全性
厚生労働省の情報を見ると、酢酸ビニルにはあらゆる危険性があるとされています。
発がん性に至っては、ラットやマウスに対する実験では悪性腫瘍を含む明らかな発がん性の証拠が認められたとのこと。他にも色々な面について、危険性が記載されていましたので、ご興味のある方はご覧になってください。
もちろん、人が口にするものですから、安全性は確認されているはずです。某ガム会社のHPにも、「各種の試験で安全が確認されています」と表記しています。また、東京保健福祉局は酢酸ビニル樹脂の用途を「チューインガムの基礎剤、果実又は果菜の被膜剤に限る」としています。
酢酸ビニル樹脂をチューインガムに用いることで、適度の弾性と粘性が出るとのことです。
そういう原料を、口にしていたんですね。ご存じでした?
天然樹脂のガムはないのか!?
ここで気になるのが「天然樹脂」のみでできたガム。
インターネットで調べると、数種類ありましたよ!
でもやはりいわゆる市販のガムと比べると値段が高い。
海外のものがメインで、ある商品は14粒で約850円。またある商品は90粒で約6500円。
そりゃー、駄菓子屋で見たことないですもんね。
さいごに
何を良しとするかは、人それぞれ。
事実を知って、自分の軸で選べるようになりたいですね。
この記事がどなたかの役に立てるのなら嬉しく思います。
そうそう、矯正している状態でガムを噛んだら、それはもう挟まりまくる!舌を使って取ろうとしてもなかなか取れない。
予測できただろって声が聞こえるし、自分でもそう思いますが。
これから矯正する方、気を付けてください。
そして当たり前にガムを噛めているあなた、私の分も楽しんでください笑
本日も読んでいただきありがとうございました!
またオーガニックについても記事アップしていきますので、引き続き宜しくお願いします。
今日も穏やかで素敵な一日になりますように。