みん職会員インタビューvol.1|教員16年目の今。自分の学びを深め、教育の目的を見つめ直したい。
みんなのオンライン職員室は、全国の学校の先生や教育に関心のある方が集まるオンラインの学び場です。どのような方が学ばれているのかをご紹介する「みん職インタビュー」。
今回お話を伺ったのは、大阪府公立小学校教員の山野洋平さんです。入会した経緯や、これまで利用してきてよかったことなどをお聞きしました。
山野 洋平さん(大阪府 公立小学校 教諭 2019年8入会)
ーー どのような経緯でみん職に入会されたのでしょうか?
30代になり職場でいろんな仕事を任されるようになってきて、これからのキャリアを意識するようになりました。教員のキャリアって、管理職を目指すか担任力をつけていくかのどちらかになると思うんですが、僕の場合、今はまだ子どもたちと関わる中で必要な力(つまり担任力)をつけていきたいな…と考えていました。
そんなとき、たまたま知ったある教育のイベントに思い切って参加してみたんです。とても刺激的なイベントだったんですが、それがきっかけで教育に関する情報を集めるようになり、そこからSNSも見るようになりました。その中で「みん職」を知りました。ここにはたくさんの講師の方がいるようだったので、「学べることがたくさんあるかも」と思って入会を決めました。
ーー 特に印象に残っている講座はありますか?
入会した直後に受けた「やってみよう!イエナプラン」の講座で、講師のリヒテルズ直子さんから「あなたのやっている教育の目的は何ですか?」という質問がありました。
その質問に対し「目の前の子どものため」という単純な言葉しか…そのときの僕には出てこなかったんです。愕然としました。10年以上、教師やってきたのにな、って。
自分なりにこれまで一生懸命仕事をやってきたけど、「自分の学びを深めることについてはをサボってきたんじゃないか」と思いました。そこからいろんな講座に出てみました。他の会員の方からも刺激を受けました。「もっと学ばないといけない」「もっと学びたい」と思うようにもなりましたね。同時に「学ぶのってやっぱり楽しいな」とも。
ーー みん職に入会してから、ご自身の中で変化したことはありますか?
初めて講座に参加したときは、オンラインにも慣れていなかったのですごく緊張しました。ただ、みん職には有名な講師の方の講座以外にも、会員の方が企画した交流会があるんですよね。
そこに参加しているうちに、徐々に顔見知りになる方も増え、仲間だなぁと感じられる人も増えてきました。交流会で仲良くなった人が講座にいると、再会するような感覚にもなり安心感がありました。
また、講座を受けたり、会員の方同士で対話を重ねたりする中で、いかに自分が「やり方」や「How to」に走ってきたのかを知る機会にもなりました。いくらやり方を知っても、それを使う自分のあり方で良くも悪くもなるんだと今は強く実感しています。このあたりが大きな変化ですね。
ーー ありがとうございました。
「みんなのオンライン職員室」は、現役の学校の先生や、教員を目指している方、これからの教育に関心の高い方々を対象とした新しいタイプのオンラインの学びの場です。
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(文:建石尚子)
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