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目標があるから走ることができる。ゴールがあるからその先がある。


みなさんはフルマラソンを走ったことはありますか?

全長42.195kmもあるコース、とても走ろうと思える距離ではないですよね。しかし、マラソンランナーたちは何時間も足を止めずに走り続けます。
彼らはなぜ、その途方もない距離を走り続けることができるのでしょうか?

それは、「ゴールするという目標がある」からです。

マラソン大会で優勝したい、入賞して次のステップに進みたい、フルマラソンを走り切りたい。そういったゴールの先にあるものを求めて、ランナーたちはゴールテープを目指します。

走れメロスのメロスも、友の処刑を食い止める為に妹の結婚式から処刑場まで走り続けますよね。
途中で数多の試練や妨害に足を止められてしまいますが、最後には目的地まで辿り着き友の処刑をやめさせることができました。

メロスは「自分のせいで命の危険にさらされている友を救う」という目標があるので、険しい道のりを頑張ることができました。そして友を救うというゴールを達成したため、友と抱き合うことができ、彼自身が後悔をせずに済んだのです。

目標を設定することによって、走ろうと奮起し、どれだけ辛くても走り続けることができるのです。

少し話は変わりますが、先日、ある企業のインターンに参加してきました。そのインターンはセミナー形式のもので、社会人になってからはもちろん、学生であるいまからでも使える考え方やスキルを教えていただきました。
僕はそのセミナーで、講師の方のある一言がとても印象に残りました。

それは、「具体的な目標のないアクションは無意味だ」という言葉です。

例えば、そのセミナーを「参加したらためになりそうだな」となんとなく考えて参加するよりも、具体的に「このセミナーでは○○○○を絶対に覚えて帰る」「この2時間の中で〇回は絶対に質問する」「セミナー中にアウトプットを〇回は必ず行う」などの目標を掲げることによって、その人の成長率は見違えるほど伸びます。

具体的な目標を立てていると、その目標を達成した後に次のステップに進むことができますし、もし達成できなかったとしても「何が原因で達成できなかったのか」「どうしたら次は達成できるのだろう」と行動を顧みることができます。なので、ぼんやりとアクションをするよりも得られるものが格段に多くなりますし、つぎに取るべき行動が明確になります。

目標を設定することによって、ゴールのその先が必然的に生まれてくるのです。


僕は現在みんなのショクバで働かせていただいています。
最初、ショクバに関わろうと思ったのは「この場所にいれば成長できそうだな」となんとなく思ったからです。
ですが、具体的な目標を設定しているわけではなかったので、ただ目の前のタスクをこなしていくという状況になっていました。

なので、このnoteは自分への戒めも込めて書かせていただきました。
この「ショクバ」という場所で、自分が具体的にどういう風に成長したいか、どんなものを得たいか、ショクバを経た先にどうなっていたいかを改めて見直し、これからの活動をよりよいものにしていこうと思います。


今週もお読みいただきありがとうございます。
以上、みんなのショクバのTでした。


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