見出し画像

結婚式で準備したモノ、大事にしたコト。

|一生モノの思い出

東京都に住む者です。(女性 25歳)
2022年10月に夫と結婚式を挙げました。場所は二人ともの地元に近い大阪梅田のホテル。
過去に結婚式を挙げたことのある友人の話を聞いたことがあるのもあり、
「結婚式の準備=めちゃくちゃ大変+お金もかかる」なイメージを持ってたのもあり、結婚式を挙げるかどうか、とても悩みましたが、話し合いを重ね、結婚式を挙げることにしました。

その結果・・・

めちゃくちゃ大変だし、お金もかかる。
それでも、最高に幸せな空間だった。

同じ空間に、自分の好きな人たちがみんな集まっている景色は本当に不思議な感覚でした。
友達グループ同士は関わりなくてもその場にいることが、不思議で。でもみんな笑顔で。
本当に幸せでした。

今後結婚式を予定している友人も数人いるのですが、私もそうであったように、何もかも初めてで、何に気をつけるべきか、どんな事を大事にするべきか、等、気になる方が多いのでは、と思い、私の場合の体験談をベースに、記録しておこうと思います。

|会場と時期

私たちは、結婚式を挙げると決めたからには、しっかりこだわりたい、という想いを大事にしました。
会場選びの時に、雑誌などでいろんな会場を調べはしましたが、どれもピンとこない・・・

「二人とも思い出のある場所にしたいね」と二人とも思っていたので、お互い付き合う前によく学生時代にサークル活動で利用していた会議室のあるホテルの会場にしました。

お互い共通のサークルの友人も結婚式に招いたのですが、皆喜んでくれました。(「久々に来た〜〜!学生時代に戻ったみたい!」といった感想が多くて、嬉しかったです。)

通常結婚式の準備期間は「最低でも半年くらい見込んでおいた方がいい」と言われている事を後で知ったのですが、そんなこともあまり知らず、5月ごろにホテルの会場へ下見へ行き、「10月の土日くらいかなぁ」というノリで決めました。(笑)

しかも、10月は1年間の中で最も人気のある時期だとか。
暑すぎず、寒すぎないかららしい。


私たちは5月訪問時にすぐその場で契約した(決めてたから)のですが、すでに日程は埋まりつつあった状態でした。(それでも土日の日程を抑えれたのはラッキーだった!)
10月に式を挙げたいなら、早めの予約が必要のようです。人数規模によって選べる会場も変わってくるので、人数が具体的に決まっていなくても、しっかり見れる会場は全部下見しておくことをお勧めします。

今思えば、確かにあと数ヶ月あったほうが準備期間余裕あったかなぁとは思います。が、後悔のない形で成し遂げれたので、不可能ではないです。

|会場(ホテル)との打ち合わせ・見積もり時の注意点

打ち合わせ時に、「人数規模を仮でもいいので教えてください。」とまず聞かれます。
金額の内容はいろーーーーんなものがありますが、一番割合として額が大きいのは、恐らく、「料理」です。(お花も結構かかる)

ですので、人数は最初はMax値で見積もってもらいましょう。
つまり、後から追加がないような内容で見積もってもらい、徐々に削っていく交渉をしていくことが基本です。

・・・とはいえ、何が入ってないかどうかなんて、初めてだから分からない!!

私の体験談ですが、ホテルは提携先が多い。
ので、「次回訪問時以降に各提携先との打ち合わせを設定いたします」と案内され、お花屋さん(会社A)、写真・アルバム屋さん(会社B)、家族記念写真屋さん(会社C)、音楽・動画屋さん(会社D)・・・といったように、異なったパートナーとの打ち合わせが設定され、ホテル側は「キャンペーン中のパッケージ価格は見積もりに含まれておりますが、キャンペーン対象外の〜の金額は、会社○との打ち合わせ後に提示できます。」といった巧妙な手口で、最初の見積もりには入れられない雰囲気を出されました。

こちらも慣れてないので、「そうですか・・・」と答えましたが、内心は「それが君たちのやり方かーーー!!」と突っ込んでました(笑)

仕方ないので、各会社との打ち合わせ時にバラバラに提示される各々の金額が出た時点で、すぐにホテル側に「現時点の見積額を再度ご提示お願いします」とお願いし、これを定期的に数回お願いするようにしました。
「いつの間にこんなに金額が最初から膨れ上がってる・・・!」状態とならないように。

ですので、
①なるべく最初から見積もりに含めれる内容は含んでもらいたい、と相談すること
②その後も定期的に、現状の見積額を教えてもらうよう依頼すること

を心がけることをお勧めします。

人数規模別の平均費用は、ゼクシィの下記の記事でわかりやすく確認できるので、ご参照ください!↓


|どうやって節約するか

結婚式というめでたいイベントを準備するにあたり、あまりお金の話ばかりするのも嫌ですが、現実的に、見た事ない金額をクレジットカードで引き落とすことになるので、お金をしっかり把握することはとても重要です。

そこで、私たちが実際にやった節約ポイントをまとめたいと思います。

◆自分たちの料理は削る一択!
はっきり言って、新郎新婦は、食べれません。食べる時間がありません。
コース料理を提供されることが一般的かと思いますが、結構量が多いです。食べ終わった頃にはお腹いっぱい・・・となるゲストを経験された方も多いかと思います。

新郎新婦は、
・ゲストより席に座っている時間が短い
・誰かスピーチ中は食べずにその方に注目する
・イベント(ケーキ入刀、何かのクイズ等・・・)中は無理
・上記以外の空いてる時間はゲストが高砂まで挨拶や写真撮影に来てくれる

・・・ので、一口も食べれないと思っておいた方がいいです。
私たちは、ホテルと値段交渉の一つとして、見積もりが最終段階になりつつある時に、私たち二人分を削るよう依頼しました。(早く言い過ぎると、他の分野でその分を上乗せ提案し回収しようとされる可能性があるので・・・)

とはいえ、長丁場をno foodで乗り越えるのはきつい...!という方は、おにぎりやゼリーなどの軽食を持参することをお勧めします。
私は、色直しの支度中に隙を見て食べたりしました。それでなんとか持つと思います!

◆メルカリ・DIYでほとんど準備!
ウェルカムスペースは一つこだわりたいと思われる新郎新婦も多いかと思います。(ゲストも楽しみにしている)

実はメルカリで、「結婚式ウェルカムスペース」と検索すると、
たっっっくさん出てきます。複数物品をパッケージで安値で売り出されており、おそらく世の新郎新婦はこうやって中古を買いあって回っていってるんだなと思います。賢い・・・!(笑)

私たちは、メルカリでは「葉っぱのスタンプ」と、「結婚式BGM用CD」を買いました。
(案外、葉っぱのスタンプはその辺のお店では見つからなかったです)


※著作権の都合上、CDを必ず持ってくるよう依頼されることが大半です。オンラインで聴けるこの時代に面倒くさいですが・・・・

ウェルカムスペースはDIYで済ませました。
東京都の蔵前に、「花嫁ロード」と呼ばれる場所があります。DIYグッズやアクセサリー、造花やドライフラワーなど、結婚式に使えそうなグッズがたくさん効率的に見つかる、便利で、楽しい、オススメのエリアです!

下記参考記事を貼っておきます↓

個人的には、east side tokyoという店舗で一番買い物をしました。1階にはお花がたくさんあり、まるでお花屋さんに見えるのですが、全て造花。
しかも2階以上にはDIYグッズがたくさん揃えられています。

DIYがお勧めな理由は、とても安くかつ可愛いグッズを準備することができる上に、「結婚式後にも使えるようなアレンジ」を自分でできることです。

私の場合は、"Welcome"リースを手作りで作り、結婚式後も玄関に飾るようにしています。それに使った金箔は、自分のヘアアレンジにも使いました。
その結果、せっかく作ったのに、後で捨てるのが心苦しい・・・思い出もあるのに・・・とはならずに済みました。

◆紙媒体はなるべく自分たちでオンライン版を作成!
私たちは、節約策の一つとして、かつ効率的な方法として、ペーパーレスに挑みました♪(完全に自分たちでオリジナルなやり方で)

・招待状(出欠)▶︎Wix siteという無料で作れるWebサイト(詳細は後述)
・席次表  ▶︎Keynote, Adobe IllustratorでPDF作成しサイトにUp
・メニュー表 ▶︎Keynote, Adobe IllustratorでPDF作成しサイトにUp
・プロフィールブック▶︎Keynote, Adobe IllustratorでPDF作成しサイトにUp

Wix siteとは・・・?

私たちは、"Wedding Letter"という題目で、Wix siteで専用Webサイトを作りました。自分たちで自由に写真や内容、構成を編集できますし、パスワードをつけ、リンクとパスワードを知っている人のみへ限定公開することもできます。
そのWebサイトに、招待の案内文と、出欠アンケート(Google Formで作成)、メニュー表、席次表を埋め込み、招待したいゲストにLINEで、Webサイトのリンクと合わせてアンケートリンクも送付しました。(送付時に席次表は間に合ってなかったので、"Comming Soon!!"とアップロード予告の文言だけ入れて場所を空けておき、完成してから"New!"という文言とともにアップロードしました ※画像参照)

画像のように、ゲストが当日撮影した写真や動画をGoogleフォトの共有アルバムにアップロードできようにもしました。

ホテルからは、当たり前のようにカタログを渡され、「どれか選んでください」と、紙媒体の席次表やメニュー表を案内されたのですが、「全部自分たちでオンラインで用意するので、結構です」と断りました。
「新しい時代ですね〜」と感心されました。(笑)

※各ゲストに手紙は書きたかったので、席札だけデザインを選び用意してもらいました。その分の印刷代は見積もりに上乗せされます。(一番安いやつにした・・・)

このオンラインによる招待状の案内は、ゲストからとても好評でした。
メリット
・(ゲスト側)招待状を当日持っていく手間がない
・(ゲスト側)当日の情報をスマートフォンですぐ確認したり写真を手早く共有しあえる
・(新郎新婦側)招待状を送るために住所を聞き取る必要がない
・(新郎新婦側)出欠状況をデータ上で管理しやすい
・(新郎新婦側)印刷代が浮く
デメリット
・親戚などに、操作が難しく感じる人がいる(親戚同士や新郎新婦がサポートすれば大丈夫)

|準備で一番時間がかかったのは、ムービー制作

結婚式の披露宴におけるムービーというと、主に3種類あります。
必ず作らないといけない訳ではありません。
結構時間を割かないといけないので、やりたいかどうかで純粋にやるかどうか判断するべきかなと思います。

やりたくないのにイヤイヤ作っても、当日ゲストに見てもらった時にその感情は結構伝わりますので、やらない方がマシだと私は思います。
一度、知人の結婚式に招待された時、その本人から事前に「ムービー作らないといけない、全然時間ないのに。しんどい。」と愚痴を聞いてたこともあったのですが、
当日いざそのムービーが流されると、無料素材?っぽい音楽と同時に2人の写真を流しただけの仕上がりで、終わった後、少し不思議な空気(今のなんだった・・・?拍手した方がいいのかな?みたいな)に会場がなったことがあります。

自分たちで準備したものへの想いは、しっかりその会場に反映されると思って準備を進めることが、ムービーに限らず、何事にも大事だと改めて実感しました。

①オープニングムービー
挙式後、披露宴で新郎新婦が入場する前に会場で流れるムービー。
よく前撮りの写真や動画を使われるが、私たちは自己満足な時間にしたくない想いが強かったので、ゲスト紹介をメインとしたムービーを作成しました。(MacのiMovieで作りました)

②プロフィールムービー
新郎新婦それぞれの生い立ちを紹介するムービー。
披露宴開始後、途中に色直しで新郎新婦が退場した時によく流されます。
二人それぞれの人生+二人が出会ってから結婚に至るまでの人生、を紹介するので、3つのムービーの中でも長めになる傾向があります。
こちらも私たちはiMovieで作りましたが、容量がいっぱいになって大変でした・・・ダウンロードした素材や、もう使わない素材で残ってるものなどは削除したりしてなんとか保存できました。

③エンディングムービー
披露宴が終わる時、新郎新婦が退場する前に流すムービー。
当日の挙式中や、披露宴中の写真を使いたいことが多いので、プロフェッショナルに外注するパターンが多いです。
私たちは知人にお願いしようか悩みましたが、外部カメラマン持ち込み代とか、挙式中は外部カメラマンだったらダメ、などややこしいこと言われたので、案内されたプロフェッショナルにお願いしました。

①②は上記の通り、自分たちで作成しました。
二人こだわりの曲を選定し、歌詞に合わせて映像が流れるように微調整を繰り返したり、二人で素材となる写真や動画を撮りにプチ旅行へ行ったりして、とっても大変だった同時に、とっても楽しかったです!

特に①は、ゲストのみなさんからも高評価で、「私(僕)の結婚式でもゲスト紹介したいと思った!!」というコメントをたくさん頂きました。
ゲスト紹介はかなりおすすめです。

| 第一編終わり
今回はここで一旦締めたいと思います。
この記事で主に、
・会場と時期の決め方
・打ち合わせ、見積もり時の注意点
・節約するのにおすすめの方法
・準備で一番大変だったムービー概要
をご紹介しました。

次回では、ウェディングドレス、美容室とのやりとり、その他ブライダルエステやネイル等、美容系アドバイスに関してご紹介したいと思います!

〜次回へつづく〜


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?