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熱中症の予防から生じてしまうかもしれない"低体温症"

低体温症はよくテレビでは登山やスキーなどのレジャーが例として取り上げられるものだが意外と日常でも起こりやすい病気の一つだ。
特に夏時期など長時間の水遊びや冷房が効きすぎたりするとシンブリング(長時間の身震い)が続いたり唇や指先が紫色に変化などが症状として現れる事がある。その為冬や特殊な環境下だけでなく夏こそ注意が必要な病気の1つである。
低体温症になった時はまず風や雨が無い暖かい場所の確保が必要であり、着用している衣服などが濡れている場合には乾いた衣服に着替えさせなければならない。意識があれば温かい飲み物を飲める範囲で飲ませる、かつ糖分を摂らせればなお良い。
また、血管が皮膚により近い場所にある部位を中心に暖めてあげる事だ。
具体的にはお腹やひじの内側、首の後ろ、手首などが挙げられる。
しかし急激な加温は危険を伴うので注意しておかなければならない。
※ちなみに、頭は身体の中で1番熱が放出されやすい部分である為予防としては帽子を被ると効果があるそうだ。

先程も言ったが、夏こそ熱中症と共に
その対策や発症時の対処として低体温症のリスクも頭の片隅に入れておくべきだ。
もし熱中症の患者の応急処置に対応する場合には急激な体温の低下にも気を付ける、
そして、仮に体温を下げる事が出来たならば
体温が安定するまでしばらく服をかけたりして体温の維持に努める必要があるそうだ。

これから夏がやってくる。
熱中症の予防と対処の復習も非常に大切ではあるが、夏だからこそ低体温症にも注意が必要だ。

今日ふと手に取った科学漫画サバイバルシリーズの「異常気象のサバイバル」で
異常気象についてだけでなく低体温症や熱中症などの病気についても対処すべき緊急事態の為に学べて良かった。



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