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雨に唄えばについて思うこと
ミュージカル映画は基本終始ハッピーなイメージがある。ララランドとかウェストサイドストーリーとかもあるけど。
そんなミュージカル映画の個人的TOP2が雨に唄えばとメリーポピンズだ。
実際AFIって所が出したミュージカル映画ベストの1位が雨に唄えばで6位がメリーポピンズ。
メリーポピンズはディズニーが作ったお母さんといっしょって感じで、雨に唄えばは大人向けお母さんといっしょって感じ。
お母さんといっしょなんて、みんな見たいよね、結局。
雨に唄えばはとにかく曲、ダンス、演出の完成度が高すぎです。
Singin’ the rainとか雨の中歩く時たまに聞いてしまうぐらい好き。
Singin’ the rainはもちろん、Maken laughやMoses supposes、Good morningなど中毒性の高い曲が並びます。
ジーンケリーのダンスからは大人の余裕と色気が感じられ、ドナルドオコーナーのダンスはコミカルかつアクロバティック。並んで同じ振り付けなのに個性がそれぞれ出ていて、かつ違和感がない。
そして楽しい。見て楽しい。聞いて楽しい。素人でもエンターテイメントってこういうことだよなってなる。
そりゃ映画史に残るよ。
ミュージカル部分から離れてみると時代を感じずにはいられない。
まず主人公がモラハラ男って感じがすごい。(実際に主演のジーンケリーは完璧主義者で横暴だったらしく、ヒロイン役や相棒役を泣かせる、疲弊させていた)
あと声が高い女性をけなすような表現も今ではあまり考えられなさそう。
でも当時はそういう時代だったっていうだけだよなー。
雨に唄えばを意識しているであろうララランドとの比較を考えても面白い。
雨に唄えばは全て最後にはうまく行くが、
ララランドは現実はそううまくはいかない。
観客の感性の水準が時代と共にあがって、容易に結末を予想できるお花畑映画を求めなくなったのだろうか。昔にも難解な映画はいくらでもあるからそうとも言い切れないなとも思う。
この映画についてあと言えるのは服がダサい。ヒロインの頭巾なに?ってなる。当時はれがおしゃれなの?感性大丈夫?ってなる。
雨に唄えばといえば
この動画がめちゃくちゃ面白いので見てほしい。
https://twitter.com/otokwmt/status/1235500260690030592?s=46&t=gsZCiAI4WeSqM5otjCBJFA
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