海外在住者が一時帰国を極力キャッシュレスで乗り切ってみた
マレーシア在住の私ですが、ただいま一時帰国中です。
2年以上帰っていないと、変化にびっくりすることもあります。
海外在住者は、特に私のような現地採用だと現地通貨でお給料をもらうので、両替をするか、日本円の貯金を崩すことになります。
日本円の収入も少しあるものの、増えることの少ない貯金をできるだけ崩したくない!と色々試行錯誤してきました。
結論としては、海外在住者は現地のクレジットカードを作り、それで支払うのが一番王道でおすすめです。
日本の電子マネーも発達してきましたので、試しに海外クレジットカードで登録できるか、本人確認にはどれくらいかかるかなどを、シーン別に検証してみました。
友達との割り勘編
結論: カード個別会計かPaypay
日本にいた2年半前は、割と現金が主流でしたが、最近はPaypayで支払うシーンも多くなっているようです。
特にTwitterを通して知り合った人はpaypayを駆使していました。
Paypayで割り勘はしないよという友達との食事も、レストランの人に個別会計をお願いすると、対応してもらえました。
マレーシアでは個別会計はNGな場所も多く、どちらかが一括で払い、オンライン送金で払うことが多かったのでここが文化の違いだなと思いました。
ちなみに、Paypayはコンビニでチャージ(海外でいうTop Up)もできるので、日本滞在が少なく本人確認に時間が取れない方でも活用できます。
現地通貨で払うことを優先したい場合はカードで個別会計、これからも海外にいながらもPaypayなどでやり取りしたい場合は、Paypayを日本円の口座に紐づけておくと便利です。
電子マネー編
結論: 海外クレジットカードとの紐付けは不可
現金でチャージして使おう
Line pay, 楽天Payで、海外クレジットカードとの紐付けを試みました。
Linepay : ラインの登録を海外の番号にすると海外クレカ自体登録可能。使おうとすると、日本のコンビニではエラーとなり使えませんでした。
日本の番号がある方は、日本の番号で登録すると、チャージがある場合、連絡先を知っている方に送金ができます。
Lineの日本版と海外版には機能に違いがあります。
海外版は人に送金やチャージができないです。
楽天Pay : 海外クレカでも登録でき、後払いにすることもできるようです。ただ、使おうとすると、日本のコンビニではエラーとなり使えませんでした。
ちなみに、Paypayでもカードの登録はできるようです。チャージするには現金か振り込みのみ。
カードの登録も可能ですが、私は銀行口座を設定予定のため試していません。
日本の電子マネーは日本で使えということですね。
そう簡単には、海外からお金が払えなくなっているなと感じました。
交通費編
結論: シンプルにカードにチャージor モバイル suica
これは日本にいた時から極力クレジットカードにしたくて奮闘していた部分でした。
しかしながら、交通系電子マネーには海外のお金をダイレクトに使うことはできませんでした。
物理的なカードがあれば、チャージしていつでも使えるのですが、私はマレーシアに来る前にはモバイルsuicaを使っていたので持ってきていませんでした。
そこで、モバイルsuicaでマレーシアのクレジットカードが登録できることを期待しましたが、残念ながらエラーとなり受付けていないようでした。
そこで、私は日本のクレジットカードを紐づけてモバイルsuicaを使うようにし、実家にあった物理的なカードも一枚マレーシアに持って帰ることにしました。
機種変更とか紛失した時には、一時帰国で交通機関の支払いが不便になってしまいますもんね。
ちなみに私は関西出身なので、スマートICOCAの発行も検討しましたが、海外のクレジットカードなどは登録できない、となっていました。
今回の一時帰国の色んなシーンでのカードや電子マネーの使い方をシェアしました。
街中でカード利用できるところはできるだけ利用し、友達とは個別会計で割り勘にすると、キャッシュレスで対応できます。
電子マネーや交通系カードは直接海外のカードや口座と結びつけるのは難しいようなので、帰国時は相当分の日本円が必要となるようです。