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中田敦彦という天才

中田敦彦と聞いて皆さんは何を思い浮かべますか?

「武勇伝」
「PERFECT HUMAN」
「Youtube」

他にも印象がある方もいると思います。
ここまで何度もチャレンジし、多ジャンルでブレイクした芸人は他に片岡鶴太郎さんぐらいでしょうか。

あっちゃんがNSC時代から芸能界デビューして、ここまで15年程芸能界で活躍できた理由が、著書である「天才の証明」に書いてありました。

そして、その方法は再現性が高いものでした。

あっちゃんの最も伝えたかったメッセージ1つ成功した考え方3つを紹介したいと思います。


あっちゃんの実績

あっちゃん

NSC時代に芸能界デビューしブレイク
20代でゴールデンの冠番組を持った最後の芸人
ラッスンゴレライのパクリ動画で2000万回再生
RADIO FISHのPERFECT HUMANを機に再ブレイク
Youtubeチャンネル登録者数100万人超え
オンラインサロン運営
アパレルブランド「幸福洗脳」

得意なことは、見抜く力伝える力だそうです。
確かに、Youtubeを見ていても圧倒的なPDCAで回しているのがわかります。
分析力もすごいと思いますが、Doするところが一番大きいと思います。


優れるな、異なれ

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とにかく、この1点がビシビシと伝わってきました。誰かと同じ土俵で闘うのではなく、自分の得意な土俵で勝負しろと。自身の経験から多角度で根拠づけしているのが本著の大きなメッセージでした。

芸人は漫才で笑いをとってこそだ!

古い価値観に縛られたオリエンタルラジオは、試行錯誤を繰り返しながら漫才を10年も続けたそうです。でも、漫才で売れることはできなかった上に、視聴者に漫才をしているイメージさえつかなかった。

そんな折に、8.6秒バズーカのラッスンゴレライを見て

オリエンタルラジオはそもそも正統派の笑いが向いていないのではないか?単純にふざけている姿の方がウケるのではないか?
やっぱりリズムネタがむいてるんじゃないのか?

と仮説を立て、すぐにラッスンゴレライのネタを完コピしてメディアで披露しました。

すると、その動画が2000万回再生を記録し仮説が確信に変わったそうです。

「芸人として売れる」という目標達成の為に、漫才やコントやリズムネタはあくまで方法でしかない、目的と手段を履き違えると大きな時間をロスしてしまう。

クオリティーの優劣ではいつか追い抜かれる、でもオリジナリティーを武器にして極めれば他から負けることはない。

「優れるな、異なれ」

これがあっちゃんの答えであり、大きなメッセージでした。


1.人の意見は聞きすぎなくていい

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あっちゃんはNSC(お笑い養成所)時代に、講師からアドバイスをいろいろ受けたそうですがほとんどを聞き流していました。講師のアドバイスを聞き、芸風が丸くなり面白みがなくなる芸人を何組も見たからです。

聞き入れるべき意見を取捨選択して自分達のネタを尖らせ続け、「中田伝説」というネタができました。

講師のウケがそこそこ良かったので「中田伝説」を原型に講師のアドバイスを取り入れて更に磨き続けました。

そして、出来上がったネタが武勇伝です。

最初から講師の意見を聞いて、ネタがブレていたら武勇伝は世に出てきませんでした。自分たちの直感や考えを大切にしながらも専門家や詳しい人の意見を取り入れる。あくまで他人の意見は、0−1の段階ではなく1−10の段階で意見を取り入れたから上手くいったのではないかと思います。

アドバイスも自分の意思で選択する


以前、NewsPicksのTHE UPDATEという番組でもOWNDAYSの田中社長が成功はアート、失敗は科学と言っていました。

人のアドバイスを参考にすることで、失敗は最小限に抑えれる可能性はあるけども、成功は自分次第と再認識させてもらいました。


2.うまくいかないのは悲劇ではなく前進

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あっちゃんは今取り組んでいることがうまくいかなくても、落ち込む必要はないし自分に才能がないと思う必要はない。ただ、うまくいかない方法を選んでしまっただけ、と考えるそうです。

失敗は科学と同じ考え方で、チャレンジはうまくいく可能性をひたすら高めていく行為と捉えています。

恐らく大半の人が、途中で心が折れると思いますが個人的には、ポジティブのマインドセットができていれば、ここは乗り越えれるのかなーと思ったりもしてます。

勝てないなら勝てそうな別の方法を探すだけ


3.天職の快感を味わえば道が決まる

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個人的にここが一番しっくりきました。

僕は好きと得意は相乗効果だと思っています。好きになるから得意になり、得意になるから好きになる。人はこのサイクルで育ってきて、自分の中の好きと得意が確立されているのではないかなと。

そして、好きとは取り憑かれるほど熱中しているかが基準。

あっちゃんは、短所は無視してとにかく長所をひたすら伸ばすようにいっていました。短所は治らないから短所であって、精一杯頑張っても平均点にしか届かないです。

人は自分の平均点レベルの能力を好きになるはずがないです。だから、好きなモノを見つけて、更に磨いてもっと得意になって、今までたどり着けなかったレベルの快感を味わって天職になります。


好きと得意は密接関係
取り憑かれるほど、何かに夢中になれているか


最後に

あっちゃんが言っていることは、当然のことだらけです。
大半の人が、わかってるというかもしれませんし、僕もそう思いました。

ただ、あっちゃんは本当にメッセージを体現しているので、今回凄く腹落ちしました。

これからもあっちゃんの活躍に期待したいです。


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