ネガティブを持ちながらポジティブサイクルで過ごせるようになった話
はじめに
この記事は ジーズアカデミー Advent Calendar 2019 の15日目の記事です。
今年の4月からジーズアカデミー福岡に通っていた銀行員です。ジーズアカデミーをきっかけに、社内新規事業のエンジニアとして異動ができました。異動が実現した要素の1つとしてポジティブのマインドセットができたことがあると思いました。
簡単な経歴
2017.3 大学卒業
2017.4 地方銀行の営業店で個人と法人の営業
2019.3 G's ACADEMY FUKUOKA DEV3入学
2019.10 同銀行新規事業のエンジニア(いまここ)
ジーズアカデミーに入ったのは、今の仕事が嫌だとか、エンジニアは楽に稼げるといった負の気持ちの延長上で、何か人生に変化を起こせたらラッキー程度の気持ちでした。まさに入学当初は、ネガティブの化身でした。
昔から僕はネガティブの傾向が強く、相手が言った何気ない言葉で1日落ち込んだり、取り組んだことが上手くいかなければ、理由をつけて腐ることも多々あったかなと思います。
そんな自分がジーズアカデミーをきっかけに、ネガティブを根本に持ちながらもポジティブなサイクルで日々を過ごせるようになったので、同じような人の変化のきっかけにでもなれればと思って経験を書かせてもらいます。
文章が至らないところもありますが、最後まで読んでいただけると嬉しいです。
ネガティブ × ポジティブは最強ではないか
1. ポジティブタイプ
2. ネガティブタイプ
3. ポジティブ思考を使えるネガティブタイプ
人にはこの3種類のタイプがあると思ってます。唯一、ポジティブ思考を使えるネガティブタイプのみ全ての人の感情を理解できる感覚があるのではないか。つまり、ネガティブな人は今後一番可能性がある人間に生まれ変われるのではと考えてます。
僕は、中学校からずっと体育会の環境で育ってきたので根っからのポジティブタイプが多い環境でした。ポジティブタイプはネガティブタイプの気持ちがわからないと感じることが多かったです。
例えば、喋りたくないときに喋りかけてきたり、最初からコミュニケーションが強かったりなど。(僕も機嫌がいい時は、調子に乗ってしまうこともありました)
ポジティブとネガティブは相容れない存在。これが僕の、24年間の結論でした。
でも、ジーズアカデミーでこの考えはぶち壊されました。根っこにネガティブを持ちながらも、ポジティブで生きている人が目の前に現れたからです。その人は、出会った当初に以下のことを言っていました。
ポジティブタイプは、そもそもネガティブになることがないからネガティブタイプの気持ちがわからない。ただ、ネガティブタイプはポジティブになるタイミングが少しはあるから、ポジティブタイプに対して理解できる部分はあるんだよね。
そして、実際に本人がこの発言を体現していました。とりあえず、この人を目指してみようと思い、ここから僕の変化が少しずつ始まりました。
ネガティブからポジティブになる3つのステップ
1. とにかく行動を起こす
ここが一番きついです。”行動を起こす”とはビッグワードなので、もう少し詳しくしたいと思います。
小さな行動であげると、毎日の通勤経路を変える、毎日違うご飯を食べる、毎日違う音楽を聞く、喋り好きな人はひたすら聞き手になる。もう少し大きいのは、少しでも気になったイベントにはその場で申し込む、毎日ツイッターで10ツイートしてみる、などです。
あの有名なホリエモンも以下のことを言っていました。
人生を変えたいなら、明日の朝ごはんにアイスを食べてみろ。
このアドバイスを聞いた人は、ほぼ全員実行しないそうです。確かに、言葉の意味だけ捉えればわからないと思いますし、むしろ馬鹿にしているのかと思う人もいるでしょう。ただ、この発言は本質を捉えていると感じました。
ネガティブからポジティブになる変化を起こすには、それまでの自分には理解し難い行動を実行する行為自体に意味があります。
半歩ずつ、一歩ずつでいいから毎日変化を加えることに意味があります。その積み重ねが、次のステップへ自分をつれて行ってくれます。
2. 違和感を習慣化する
毎日変化を起こせば、日々大きな違和感を感じます。気持ちのいい違和感であったり、とても気持ちの悪い違和感もあります。時には、誰かに批判されたりもします。でも、その違和感や批判に挫けず、必死に行動を起こし続けてください。
行動し続ければ、自分がどのような状況でネガティブが大きくなるのか、逆にポジティブになりやすいのかがわかってきます。そして、ポジティブになりやすい要素の”自分の興味や関心があるコト”に徹底的にフォーカスし、ネガティブになる要素は完全に排除してください。
興味関心のある分野で、イベント参加・ネットの記事漁り・youtubeの時間を増やせば増やすほど、ポジティブな感情が増えていきます。ただ、これだけではポジティブ感情を継続することが難しくなってきます。
ここで次のステップです。
3. 家族以外の絶対的な支持者を2人以上見つける
興味関心のあるイベントに参加したり、興味関心のある学校に通ってみたりすると、同じ価値観の仲間がそこにはたくさんいます。僕にとって、これがジーズアカデミーでした。価値観が合えば、相手を否定する気持ちも消えます。
社会人で休みの日を割いてまで、その環境にきている人達はここまで変化してきた自分と同じく、ポジティブを手に入れた人がたくさんいます。
この環境を手に入れれば、家族以外の絶対的な支持者が2人以上見つかります。
絶対的支持者とは、
”自分の努力や価値観を認め応援してくれる。道を外したり、違和感に対しては本気でアドバイスをくれる人”
です。
この存在ができれば、自分に何が起きても家族とその2人以上がいる環境が自分のホームになります。
誰かに忖度した行動でネガティブになったり、誰かに認められたい思いから自分の気持ちを押し潰してネガティブになったりすることもなくなります。自分を認めてくれる、全力で応援してくれる人が家族以外にいてくれるから、人間関係に悩むこともなくなっていきます。
今では世界的に有名になったスタートアップ企業の創業者にも必ず、共同創業者として絶対的な支持者がいたそうです。
Appleのジョブズには、ウォズニアック。Googleのラリー・ペイジにはセルゲイ・ブリン。Airbnbは3人で起業しています。大きなことを成すには、ポジティブでいれることも大きい要素だと思います。
そして、Appleのジョブズは以下のことを言い残しています。
自分がいつかは死ぬことを覚えておくこと。それは、自分には失うものがあるという思考のわなに陥らないようにするための最良の方法である
根っからのポジティブな人は、この発言はしないのではないでしょうか。ジョブズは、ネガティブタイプでありながらポジティブ思考が使えて、身近にウォズニアックという支持者がいて成功したと思ってます。
最後に
自分のホームができると、心地よくなってきて変化を恐れ始めます。そこで、僕の場合は3つ自分に言い聞かせて過ごしています。
1. 空気を読まない
2. Yes , and.
3. やらないことを決める
誰かの変化のきっかけになれたら嬉しく思います。
拙い文章でしたが、ありがとうございました。
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