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死への囚われ

私は小学校低学年くらいの頃、死というものに囚われていたと思う。

家族が出先で亡くなったらどうしよう。
誰かが亡くなる現場に遭遇したらどうしよう。
好きな芸能人が亡くなったらどうしよう。


私が恐れていたのはその事象が起きた際に自分が壊れてしまうのではないかという恐怖だったのではないかと思う。

常に恐怖心が付き纏い、その恐怖心を覚えた年齢が幼いが故に安寧を手に入れる術がわからなかったのだ。

最近は薬のおかげか、よほど不安定にならない限り、死への恐怖は感じなくなったと思う。

むしろ辛くなったら逃げたらいいし最終的には死を選ぼうかと思うほどには囚われなくなった。

死を選ぼうとする時点で囚われているのかもしれないが、私的には割と解放された気持ちである。

けどとりあえずは、推しと大切な友人達がいる限りは生き延びようかな

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