息子の入院

息子が風邪をこじらせたのか、入院することになった。
二人の娘は夫にまかせ、私は付き添いすることに。

聞くと、付き添い無しなら面会は一日30分まで。付添は個室でないと出来ない。個室代は1日2万円以上…!

完母で母乳育児をしているので、付き添わない選択肢は無いものの、一体何日で退院出来るんだろう…とドキドキしている。


いざ入院してみると、
大部屋には2-3歳の子たちが付き添い無しで入院していた。

もしも自分が仕事をしていて、子どももある程度大きくなっていたら、私も付き添い無しでの入院を選ぶのかもしれない。
でも、面会が30分以内、というのは子どもにとっても親にとっても余りに酷なのではないかと思う。
 
この面会制限は多分、コロナ禍でできたもの。この制限を作った当時は、必要なものだったと思う。

しかし、今、まだその制限は必要なのだろうか…
子どもにとって親の存在は何者にも代え難く、ましてや入院中という心身ともに辛い状況の中で、頑張る子どもたちが親にに会える時間が一日のうちでたった30分というのは

自分が親なら余りに切なすぎる…。

よく、「大事なのは一緒に居る時間の長さではなく濃さだ」、と言われるが(保育園に預ける場合など)
あくまでもそれは選択肢がある中で、自分の生活等に折り合いをつけて自分で選択した結果であり、

今回の入院の面会制限とはまた少し違う気がしてしまうのは私だけだろうか…。


自分で決めるのと、制限がかかり否応無しにそうなってしまうのでは
同じ30分、という時間であっても気持ちが全く違うと思う。

子どもが親に会いたいと思ったとき・親が子どもに会いたいと思ったときに会える環境というのは、辛い治療に耐えながらも成長を遂げる子どもたちにとって特に必要な事だと思った。


一方、もし自分が会いたくても仕事等で会いに行けなかったり、短時間しか会えない場合には、
この一律の制限があることによって自分自身が感じる罪悪感が少し薄れるのかもしれない…とも思う。

みんなできないから仕方ない

そうやって赦して諦めてしまう引き金にもなりうるのかもしれない。



またぐるぐる思考になってきたので、
今日はここまで。

息子に変わらず授乳できるこの状況に感謝して、息子の一日でも早い回復を祈りながら眠ろう。

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