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クリエイチィブのこと

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これまでも何度かクリエイティブの端っこはかじってきたんだけど、最近は歳を重ねたせいか、はたまた、僕自身が人生の終盤に差しかかったせいか・・・人様が人生(生涯)をかけたものとか、本… もっと読む
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#アニメ

映像の質と作品の価値について考えさせられた話(ネットフリックス効果)

アニメはさくっと見られる、その理由 最近、ネットフリックスのおかげで、見なかったであろう映像作品、特にアニメを見ることができている。  ドラマではなくアニメを見るのは・・・まあ、アニメが嫌いではないのがベースにはあるだろうけど(アニメ製作の仕事もしてたし)・・・  アニメには、さくっと見られる理由がある。  アニメってTVものだと30分枠用で作られているので、オープニング・エンディングを飛ばして見ると20分ぐらいの長さに収まっている。  さらには、1.25倍速とか、作者へ

ハーロックとは & 第1話のまゆの作画がいいところもピックアップした

 TVアニメ「宇宙海賊 キャプテン ハーロック」、第一話のまゆちゃんの作画がいいところをピックアップしてみた。 ハーロックは大切な人物だった。小学生の時から キャプテンハーロックというのは、とっても大切な人だ。  物心が付いて、一番最初に「思想」というか「考え方」というか「生き様」を意識したのは、キャプテン・ハーロック。  『男なら、危険をかえりみず、    死ぬと分かっていても行動しなくてはならない時がある。   負けると分かっていても    戦わなくてはならない時があ

タイムリープ、3大作品

・オール・ユー・ニード・イズ・キル ・涼宮ハルヒの憂鬱    エンドレスエイト(テレビ第1シリーズ12話-19話) ・まどか☆マギカ タイムリープではこの3本を挙げたい。 「オール・ユー・ニード・イズ・キル」は、ハリウッド製の映画だが、その原作は日本のコミックだ。 故に、マイ・タイムリープ・ベスト3は、全て日本のコミック・アニメ出自の作品ということになる。自分も書きながら驚いている。  実は、この3タイトルは、いずれも、今、ネットフリックスで視聴できる!  まず、オー

「正解するカド」は『正解』していたんじゃないか?(完結)  神に迫る話

 この記事は3本立ての最終篇です。  この記事では、「正解するカド」のメインのSF的アイデアとなっている、『異邦存在の来訪目的』について。それが優れたアイデアであることを書いています。   直下は前2篇のリンクです。異邦存在が地球に来た理由 我々地球・人類が存在する次元を3次元とすると、異邦存在の世界は40次元(「この宇宙より37次元多い」劇中台詞より)で、我々宇宙の37乗倍の情報処理速度を持っているとザシュミナが説明しています。  なので、異邦存在はその膨大な情報処理能力

「正解するカド」は『正解』していたんじゃないか?(中編)  どんでん返しの功罪

前編はこちらにて公開中 <前編のおさらい>  前編では、2017年TVアニメ「正解するカド」の良さについて、まず、0話の序編からして良い! と書きました。  作品本編がわりかしハードなSFなのに対し、序編は下町ヒューマンドラマ的な内容なのですが、渋いおっさんたちの人情のヒダがしっかり描かれていて、そういう能力も持ったチームが、この後、バリ固SFを紡いでいくという期待感!  そして、本編のSFは、9話くらいまでは期待通りだったのだけれど、その後、おやおや・・・という。  

「正解するカド」は『正解』していたんじゃないか?(前編) 義経DNAは語る・・・

巷であまり聞かないアニメ「正解するカド」・・・ 2017年オンエアのTVアニメシリーズ「正解するカド」。  Amazonプライムで見ることができマス。  巷で、このアニメが話題になっているのを、私は聞いたことがありません。  そして、この作品のAmazonでのレビューを見たら激カラ!笑  そのカラいレビュー内容で多いのは、ヒトコトで書けば、 『おしい!』 ということでした。  実はわたくしも、最初(2017年5月)に観たときの感想が、その多くの激カラレビューと同じだった