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一所懸命子育てするのはやめました。

わたしは
モノを手放してできた時間で
ゆったり暮らすミニマリスト。 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

小学校の終業式だった日
北海道はかなり暑く
溶けそうだったわたし。

息子と海へ行きました。

(この前も行ったばかりだけど)


干潮だったのか
いつもと砂浜の雰囲気が違って
面白かったです。

砂浜には小さな穴が無数にあり
そこはカニの巣?隠れ家?なのですが



カニを捕まえてみようと
バケツとスコップとさきいかを
持っていきました。

岩場にいるカニだったら
さきいかを付けたタコ糸を垂らせば
何匹もゲットできるのですが

砂浜のカニは逃げ足がやたら早く
人間の足音がすると
素早く穴に隠れてしまいます。

スコップで穴を掘っても掘っても
カニの姿は見えず。

どうやら別の穴と繋がっていて
サッサと逃げてしまうようでした。

諦めが早いわたしと息子は
すぐに諦めて(笑)

海辺でバシャバシャ遊んでいると
ゴミ拾いをしていたおばあさんが
「カニ取れたかい?」と話しかけてくれました。

カニの話
ゴミ拾いの話
鳴り砂の話
亡くなった息子さんの話

色々聞けて楽しかったです。

最後に
「お母さんが一所懸命
色んなとこに子どもを連れて行って
色んな体験をさせてあげて偉いね」
と褒めてくださり

「ありがとうございます」
と返して別れたのですが。。。


本当は
子どものために海に来たわけじゃなく
わたしがカニを捕まえたくて
わたしが暑いから涼しい海に来たくて

「アイス買ってあげるから」と
息子をモノで釣って
ついてきてもらっているだけなんです。

「ママ大好き」ではあるけど
もう6年生の息子は
わたしと一緒にお出かけする事が
そんなに特別ではなくなってきて

「ぼくは留守番してるー」
と言うことも多くなってきました。

でもね、
わたし一人で海に行って
カニを捕まえても楽しくないし
人の目が気になるし
やっぱり息子についてきて欲しい!

なので全部わたしのために
連れ出してるわけなんですよ。
ついてきてもらってるんです。

褒めていただいたけど
ちょっと後ろめたい気分でした。笑

確かに息子が小さい頃は
息子のためを思って
色んな場所に行きました。

でも子どもなので
当然、気分が変わりやすく

疲れたー、だの
つまんなーい、だの
まだー?帰りたーい、だの

言うわけですよ。

そうなってくると
期待に応えてくれない息子に
イライラしちゃう自分がいて。

・喜ぶと思ったのになんで?
・行きたいって言ったから準備したのに!
・わたしだって疲れてるけど頑張ったのに!

ってね。

そうなると
精神的に疲れちゃって
親子関係が悪くなっちゃうから

『息子のために』と
ひとりで一所懸命になって
空回る子育てはやめました。

主語を
『息子が〜だから』ではなく
『わたしが〜だから』へ。

それだけで
ずいぶん気持ちがラクに
楽しく暮らせるようになりました。

いつも付き合ってくれる息子にも
感謝です♡



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