8月25日
ラッパはいくつあってもいい。
その生地、そのミシンにマッチしたラッパがいいラッパなんだと思う。
手前。
試しに買ってみた巻きのラッパ。
スイセイの市販品だけど、意外に調子良く、中薄地は大概これで縫えている。
同じメーカーでも個体差があるので、良いラッパにあたった。
10年程前、その時勤めていた工場でラッパづくりの研修を受けたのを思い出した。
四つ折バインダーのラッパづくり。
作品はそれなりの風貌に出来上がったが、生地のよじれがひどくて、とても使いものにはならなかった。
講師の職人さんが作り、調整したラッパはやはり調子が良かった。
職人さんが作るラッパはいい値段もするが、それ以上に経験とノウハウが詰まっている。
身をもって体感したのだった。
今日は、ふたつ縫いあがりまで。
秋の虫が鳴きはじめている。
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