【結論:新卒セラピストは全員使え】リハノメは有益でエポックメイキングなオンラインセミナー
先日、遅ればせながら「リハノメ」というサービスのことを知りました。
私は2006年に有資格者となった理学療法士です。
最近は、正直勉強会なるものに参加できていませんが、理学療法士となったばかりの頃は、頻繁に参加していた覚えがあります。
その当時と比べてみて、この「リハノメ」というサービスがいかに有益であるか、正直ふるえています。
新卒時の私の勉強環境と比べると、隔世の感を禁じえず、自分が歳を重ねた現実をまざまざと突き付けられました。
私自身の体験と比較して、どの点が有益なのか列挙したいと思います。
主には以下の3つの点で有益だと思いました。
・いつでも
・どこでも
・なんどでも
因みに、申し上げておきますが、ステマとかじゃないです。
いつでも
視聴したい時に、視聴したい動画を見ることができる。
とても素晴らしいことだと思います!
私の時代は、興味のあるテーマの勉強会に日程が合わずに行けない...。
こんなのは普通のことでした。
年に数回しかないので、受講の機会は数か月から半年後なんては良くあったと思います。
それがスマホ一つあれば、Anytime視聴可能です。
私のように妻子持ちになると、甘えと言われるかもしれませんが、自分の時間を確保するのも至難です。
しかし、リハノメを利用すれば、まとまった時間が無くても分割することで、講義を聞くことができます。
どこでも
前述の話とリンクしますが、以前は日程が合わないとか、定員いっぱいとかで、希望のセミナーが受講できないなんてことは普通でした。
ある時私は、どうしても石井慎一郎先生の講義を聞いてみたかったことがありました。
しかし、人気過ぎて東京の講義は予約できなかったんです。
ですから、私は予約しました。
長野で開催されるセミナーに。
2日連続だったと思うのですが、宿泊は長野の友達の家に泊めて貰ったものの、交通費が重かったなぁ...。
移動の時間というコストもかかっている訳です。
それが今や、手元のスマホで見ることができる。
通勤電車の中、風呂の中、果てはトイレの中までも。
あらゆる場所で見ることができるなんて。
なんなら臨床中に、ちょっと見返すことだって不可能じゃない。
なんどでも
個人的には、何度でも見ることができることにとても価値を感じます。
リアルの講義は一回だけなんですよ。
自分が理解したか、理解しなかったか、それすらも分からないまま講義が進んでいくことも普通です。
週末にせっかく参加しても、日々の業務に疲れて寝てしまう...。
何のために時間とお金をかけたのか。
なんてことは無くなる訳です。
分からなかったら、何度も見返せば良いんですよ。
資料が無くてもいいんです。
何度も見返せるから。
時間が経ってから見返すと、また違った発見があったりして。
もう、一粒で何度美味しい思いができることやら。
新卒の方へ
詳しい料金はサイトを見てください。
今なら3か月99円とか。
お得だなぁ。
いや~お得。
リアルのセミナー受講するとなると、1万前後という感覚からすると、安すぎる。
でも、リアルのセミナーの相場観とかないと、安さも伝わらなかったりするのかなぁ。
分からないですけど。
とりあえず私は利用始めました。
その他メリット
幅広いジャンル
仕事はじめたては、自分が何が分からないのか、それすらも分からない状態だと思います。
だから適当に、ひと通り見ていけばいいと思います。
興味があるとか、分かりやすいとか、聞きやすいと思った講師で辿っていくと、より理解が深まります。
一つ分かったような気がすると、分からないこともより具体性を帯びるので、それについて更に調べるとか、参考書買うとか、リアルの勉強会に参加するとか、次のステップに進めると思います。
勉強にかけるイニシャルコストがとんでもなく低くなりました。
昔は、少し興味があったとしても、セミナーや参考書に1万円前後の費用と時間のコストを考えると、取捨選択を厳密にする必要があったので。
それを思えば、気軽に始められます。
プレゼンテーションの仕方が学べる
豪華講師陣といっても、正直プレゼンテーション能力はピンキリなんですよね。
失礼ですけど。
臨床や内容は凄いかもだけど、説明されると頭入ってこない先生とか、普通にいます。
失礼ですけど。
金返せって思ったりしてました。
いずれにせよ、患者さん、同僚、上司など職場以外でも、大学院、住宅購入場面などなどプレゼンテーションをしたり、受けたりする機会はとても多い。
そんな中で、これだけの数の講義を見てると、上手い下手が分かるようになると思います。
で、何が上手いのか、真似すると自分も上手くなります。
喋り方を真似するとか。
臨床以外の場面でも、セラピスト辞めても有益なプレゼンテーション能力が磨かれると思います。
どこでも働けるようになる
私には縁が無かったり、諦めてしまっているのだけど、スタッフ教育は組織の課題としてあると考えます。
そういう課題に関しても、解決策を見出そうとしていて、このサービスはステキだと思う。
で、思うに大きな職場だとそれなりに充実した組織作りができるかもしれないけれど、中小の職場ではまだまだ難しいのでは、と個人的に思ってしまいます。
そうなったら自分で勉強するしかない。
自分で学べたり、調べる力を養うと何が良いかというと、どこでも働けるようになれる。
職場に縛られるというリスクを減らせる。
勘違いの場合もあるけれど、学ぶことで自信がつき、ある程度の応用力も養われる。
また、全く知らない分野であったとしても、自分でまた一から学べばいいと思える。
それは臨床業務に限らず、仕事というくくりで考えても、非常に有益な能力です。
その取っ掛かりとして、使えるサービスだなと感じます。
個人的注文
これだけ素晴らしいサービスだと、個人的には幾つか更に注文つけたくなります。
個別のアプリが欲しいなとか。
スマホのブラウザ視聴がちょっとなぁと思います。
失礼かもだけど。
因みに楽天モバイル使ってるからか、2倍速とかで見てるとスタックする頻度が多い気がする。
YouTubeは普通に見れるのに。
どうにかなると嬉しいなぁ。
あとは質問機能とか、より講師とインタラクティブなコミュニケーションが取れるようになったらステキですね。
何がエポックメイキングなのか
個人的に「新しい時代が来るのでは」と思えるのは、セミナーの評価が可視化されることで、セラピストの対応が標準化されるのではないかという点です。
今までは、
「いろんな考え方あるよね」
「いろんな対応の方法があるよね」
「どの方法にも良し悪しあるよね」
で結局何が良いのかいまいちハッキリしなかったように思います。
でも、動画になったことで、わりとシビアにセミナーの内容の良し悪しが可視化されてしまうのではないでしょうか。
・動画再生数
・視聴時間
・レビュー
・お気に入り登録数
・いいね!ボタン(無いけど)
YouTubeよろしく、これらの数値が定量的な動画のコンテンツの評価になりそうです。
有益だと思える動画は数字を伸ばし、そうでない動画は再生すらされない。
講師にとっても怖いサービスでしょうね。
今までは時間と費用のコストの問題、または場所の問題で、受講者はバラバラだったため、セミナーの内容を同一基準で評価することは難しかったと思います。
しかし、視聴者がほぼ一定の状態で、様々なコンテンツを見る中では、数字の多寡は内容の評価に直結するのではないでしょうか。
今後例えば、「膝OAの決定版」的な動画が出てくるだろうし、そうなるとセラピストの対応もその動画内容に準じたものになっていきそうです。
セラピストの質の部分に大きく影響を与えそうな気がします。
視聴した者としてない者の格差もより鮮明になる。
そうなってくると、今よりもズッと評価もシビアになる。
これだけオープンなサービスになると、なんなら患者さん自身や親族が見るかもしれない。
自分の疾患に興味があり、探求心のある方なら、それくらいすると思う。
で、動画の内容と、実際の内容を比較されるとか。
無くはないのではないでしょうか。
今すぐではないけれど、先々そうなる可能性のあるサービスだと思います。
まとめ
いろいろ書いてしまい、そういう意味でも自分が歳をとったことを実感します。
老害とでも言われないだろうか心配だ。
それでも、当時と比べると非常に有益なサービスだと思う。
こうしたサービスを使い、成長するであろう若者に突き上げられながらも、私も人的資本を高めるために頑張っていこうと思います。
いずれにせよ、費用も安いし、学ぶことの取っ掛かりとして最高。
新卒のセラピストの方、もちろんそれ以外のセラピストにとっても非常におススメできるのではないでしょうか。
繰り返しますが、ステマじゃないです。
なんなら運営の方々、好き勝手書いてしまし失礼があったらごめんなさい。
以上。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?