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働かずに毎月1000万もらえたら、幸せなのか?

就活では、学生生活と真逆のことを求められる

僕は日本の教育システムに疑問を持っている。高校や大学までは、周りに合わせて、先生からの指示を守れる学生が「優秀」だった。しかし就活になった瞬間に、「周りと同じバイトリーダーのガクチカでは魅力的に見えない」「自分で考えて動け」と180度変わる。

こんなんでは、誰しもが困惑する。僕もその一人で、就活にはとても苦労した。それでも就活から逃げることはできないので、分からないなりに自分の将来について考えた。

不労所得こそ最強

僕が就活の時に考えていた理想の仕事は次の3つだ。
・家族を優先できる(休みやすい、残業少ない)
・欲しいものを我慢しなくてもいい程度の給料
・それが定年まで続く

今から考えると、こんな仕事は、ないだろうなと思う。それでも当時は、これを目指して就活をしていた。そして、上の3つの条件を、もう少し抽象的にすると次のようになる。
・場所にとらわれない
・他人にクビを握られない
・50年後も必要とされるスキル

まとめるとこういうことだ。
【働かなくても永遠にお金が入る仕組み】

つまり、「不労所得」が最強であり、誰しもが目指すべきゴールだと思った。

不労所得を目指して、文章力を鍛える

不労所得が最強だと知った僕は、不労所得を作るためには、何が必要なのかを調べまくった。すると、「お金を生み出してくれる資産」のようなものが必要だと分かった。たとえば、Youtubeだ。

一度動画を投稿すれば、再生され続ける限り広告収入が入ってくる。もちろん、Youtubeが50年後にも使われている可能性は低いし、50年前に投稿した動画が再生されることはないだろう。だから、永遠の不労所得にはならないが、一時的には不労所得になる。仕組み的にはこういうことだ。

次に僕は、不労所得になりそうな資産にはどんなものがあるか?を調べていった。
・社長⇒社員
・ブロガー⇒記事
・Youtuber⇒動画
・インスタグラマー⇒写真、動画
社長やブロガーになれば、社員や記事が自分の代わりになってくれるので、不労所得に近づく。

次に、これらに共通することは何だろうと考えた。僕は「文章を書くスキル」じゃないかと思った。

・社長:モノを売るためには、売り込む力が必要で、そのもとは文章だ
・ブロガー:言うまでもなく、文章が命だ
・Youtuber:動画の構成は文章で考える
・インスタグラマー:最近は文字入りの投稿も流行っている

そんな理由で僕は、「文章力が身につく職業」を目指した。今の会社では、営業資料を作ったり、サービスを売り込むメルマガを書いたりしている。

不労所得は、本当に幸せか?

「不労所得」を目指していた僕だったが、最近はその目標に疑問を抱くようになってきた。

「毎月何もしなくても1,000万もらえて、ダラダラと南国で暮らすのは、果たして幸せだろうか?」
おそらく、幸せではないと思う。変化のない毎日に飽きて、すぐにボケるだけだ。

心が満たされるために必要な要素として、「変化」があると思う。どれだけ贅沢な毎日を送っていたとしても、昨日も、今日も、明日も、明後日も同じ一日だと、心は満たされず、本当の意味で幸せにはなれない。

同じ毎日を過ごしていれば、失敗は減るだろうし、ストレスもない。しかし、それと同時に「変化」がなくなり、「刺激」がなくなる。幸せには「刺激」が必要だ。

もちろん、お金がないと困ることもたくさんあるが、お金で得られないこともたくさんある。これからは「不労所得」を目指すのではなく、お金では得られない「刺激」を目指して、毎日いろいろなことに挑戦していきたい。


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