嫌いな人に対する決めつけをクリーニング。
嫌いな人の言動をいちいち気にして、
その人が何をしても気に入らない。
この人はこういうこと言う人だから。
この人はこういうことする人だから。
だから、
わたしとは合わないし、
好きにはなれないし、
距離を置いて付き合いたいし、
仲良くしたくない。
「おかしい人」と決めてかかり、
レッテルを貼り、
すべての言動を答え合わせのように、
「やっぱりおかしい」としか思えない。
「この人は頭が悪いから、
何度言っても同じことを繰り返す。
いつも適当な仕事をする。」
「この人は人として未熟だから、
謝らないし嘘をつく。
すぐムキになって反論してくる。」
「この人は適当な人だから、
マトモに関わっても疲れるだけ。」
「この人は自尊心が低いから、
自分のことを『社畜』と言う。
かわいそうな人。
きっと私生活も充実してないんだろう。」
その中のいくつが、
本当のことだろう?
どれだけのストーリーを
自分の頭の中で
勝手に作り出しているだろう?
無意識のうちに、
たくさんのことを
決めてかかっている。
そして、
「この人はこういう人」と
強く強く、決めてかかっている。
そのことに気付けた。
ひたすら、無心で、
クリーニング。
クリーニング。
クリーニング。
嫌いな人を
無理に好きになることも、
無理して好きなふりをすることもない。
ただ、ただ、今、
クリーニングしてみる。
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