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【制作日記 #1】櫻井「小道具買った」高橋「ライティングの勉強」

私たちの制作日記です。
自主映画完成に向けてどのように動いているかを記事にしてみます!

今回の執筆担当:高橋

櫻井は小道具を買い出しに行ってくれました。

「これから店行くわずなう」「昨日は仕事だったなう」といった時制がめちゃくちゃなメッセージを送ってきていたことを考えると、歪んだ時空の中にあるお店へ行っていたようですが、何とか今度の撮影に必要なものを一通り揃えてくれました。ありがたいです。

買い出しに行ったのは百均だったので大した金額じゃなかったのにも関わらず、レジでは1万円札を出したようです。ものすごい金額のお釣りが帰ってきているレシートを「忘れないうちに」と写真で送り付けてきました。

「制作費用に分けて取っておいた分のお札なのかな」とも思いましたが、櫻井のことだから、百均で諭吉出しちゃう自分に酔いしれるためだと思います。

でも、おかげで後は撮影日を待つだけ⋯⋯と言えるくらいに準備が整っているため、滞りなく進行できそうです。

さて、3月撮影の脚本は櫻井が書いてくれているのですが、4月撮影(予定)の脚本は僕が担当しています。

共同執筆した「strange」の時とは違い、お互い好き勝手書いているので、それぞれの個性が反映されている気がします。

櫻井の脚本は既に完成しており、内容もバッチリ。
僕は、書き上げてはいるものの、まだ時間はあるため修正作業をしています。

絵コンテの制作もしているのですが、僕は圧倒的に絵が描けないため、ネットで画像を拾ったり映画のショットを切り抜いたりするなどして、画像の寄せ集めで絵コンテを作ることにしました。まあまあ上手くいっています。

他にも、ライティングの勉強をしています。このYouTubeチャンネルがとても面白く何度も見返していますが、奥が深く、複雑で、学び甲斐があり楽しいです。を今までも何となく学んでいましたが、本格的に学ぶとなるとかなり大変です。

一通り学んだあとに室内や外で色々試しました。特に外撮影だと、ナチュラル・ライティング(自然光)での撮影の難しさがありました。というのも、時間によって照明の位置が変わってしまうので、映り方が全然違う。サイドライトが一番強いマジックアワーでも、日の出(東に太陽)なのか日没(西に太陽)なのかで、雰囲気が結構違います。

僕の好きな撮影監督エマニュエル・ルベツキは、広角レンズを多用し、太陽光をバックライトとして入れることにこだわっていると思うのですが、なるほど確かに、バックライトとして太陽も映すとなると、広角レンズは非常に有効だと理解できました。

※3年連続(2013-2015)でアカデミー撮影賞を受賞したエマニュエル・ルベツキ。この写真もALEXAに21mmレンズですから相当広角なはずです。

撮影監督たちは本物の職人だと、プロの素晴らしさを実感する日々です。

いつか、撮影監督を紹介する記事も書いてみたいですね。

思えば、次はエドガー・ライトを書こうと思っていた映画監督紹介シリーズも、まだ第二弾で止まっているので書かないと・・・・・・。

また、5月以降の撮影のための脚本についても、アイデア出しと方向性を決める話し合いが始まりました。

この調子で制作活動に励んでいきます!

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