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〜センターピン理論〜

ボウリングでは、1番ピンを倒すと、他のピンも重なって倒れることから、1番ピンが「センターピン」に当たります。

事業でも同様で、「この事業でここは『絶対に』突く必要がある」という部分を「事業のセンターピンと呼んでみましょう。

これは、ボーリングや事業だけではなくて、組織運営にも適応されると思います。
僕は下記の2つを大切にして組織運営をしています。

①指揮系統の統一
まずは、組織のトップの意思決定に合わせる事。
ビジョン→計画→実行の順で事が進んでいきます。
どれだけ優秀な社員でも、トップの意向に沿わなければ、チームとの調和を取らず自分勝手な行動ばかりしているれば、プロジェクトから外されますね。

サッカーで、どれだけ得点力のある選手でも、監督の意向にクラブチームの意向に沿わなければスタメンから外されます。
チームのタイトルより、個人のタイトル(得点王など)を優先し始めるとチームの調和が崩れます。

以前、元サッカー日本代表の中村憲剛さんの講演を聞きました。
所属していた川崎フロンターレは、個より全体を大事にしたチーム、チームでタイトルを獲得する事がチームの細部まで伝わっていると話されていました。

チームで一団となってタイトルを追う事で、結果優勝し、個人でもタイトルを獲る選手が輩出され、今では日本代表を多く輩出するクラブチームの一つになっています。


②決裁権
誰が決裁権を握っているのを見極める。

例えば、営業先で役職の付いていない取引先の社員と話が弾み、契約成立直前までとんとん拍子で話が進んでいたとします。
でも契約日になり、同席された決裁権のある方(取締役や部長など)にNGと言われれば契約に至らない。
契約の為に準備してきた事が、、、。

家庭でもそうです。
何かを購入したい時、誰がその家庭の決裁権を持っているか。
父親?母親?祖父母?
父親にそれがあるなら、父親に交渉して決断を促す必要がありますね。

センターピン理論、深いですね〜笑

===まとめ===
組織を動かしていく時、何か決断する時、センターピン理論はとても有効です。
そして、指揮系統が明確で浸透していると、情報が適切に伝達され、円滑に物事が進みます。

あれもやだ、これもやだ、意向には添えない、自分で意思決定したい、全部一緒なんですけど、そう言う人はゼロから自分で起業するなり、個人事業主としてやっていくといいと思います。

トップになってわかる事が沢山あります。
トップには責任がついてきます。
文句ばかり言う人は責任を負いません。
リスクを取りません。
感謝がありません。  

センターピンになるにも覚悟が必要です。


株式会社fun 代表取締役 福嶋晋也

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