自己肯定感を高めたい④そっと呪いをかける。

自己肯定感を高めたい①

自己肯定感を高めたい② 

自己肯定感を高めたい③ 

こんな辛気臭いnoteを読み続けてくださる方
ありがとうございます。

誰かに読んでほしいという思いよりは
自分の中で整理をしたくて書いてるので
不愉快になる表現があってもお許しください。
 

仕事があってよかった。

とりあえず職場に行けばやることがある。
それだけでも救いだった。

朝はギリギリまで寝て
夜は残業して

問題は土日だ。

通っていた料理教室も途端に行きたくなくなった。
好きなパン作りも発酵の待ち時間が苦痛。
ケーキ作りも集中力が続かずできなくなった。

文字を集中して読むことも難しくなった。
本の内容が驚くほど頭に入ってこない。
文章の意味が理解できない。
読みたい気持ちはあるのに読めない。

できてたことができなくなってきた。

そんな私を置いて彼はアイビーリーグと呼ばれる大学に海外留学した。

どういう神経をしてるのか、
合格した報告、今まで支えてくれてありがとう!
と満面の笑みで報告をしてきた。

口では心配していたと言っていたけど
「あいつどうしてるかなー」レベルだろう。
本当に心配だったらいいカウンセラーでも紹介してくれよ。 

私は絶対許さないと決めてる。
結婚しなかったことではなく、
「私」を奪ったことを。

彼は帰ってこなくていいけれど、
前の元気で頑張り屋さんな私の人生を返してほしかった。

どうやって生きてたか、
どんな人間だったのか。

そして、別れ際
私は彼の背中にそっと呪いをかけた。

絶対不幸になりますうに。

神様はいない。
彼はこれからもハイソサエティーでそれなりに恵まれた人生を送るだろうし、
いいお家のお嬢さんと結婚するだろう。

人生とはそういうものだ。

つづく。