1日1メルカリで過去の自分にケリがついて貯められる体質へと変化してきた話。

最近、また断捨離に力を入れている。

それは、「きちんとした人になりたい」という思いからだ。
つい最近、子どもの就学支援金の手続きがきちんとできていなかったことがわかった。
学校とかけあって事なきを得たが、自分の事務処理のミスのせいで、
何万円かの助成金がもらえなくなるところだった。
もうこんなミスはしたくない。
物も情報も整理してミスややり忘れがないようにしたい。
そういう思いが強くなり、書類の整理や家の不用品を片付けたりすることを始めた。

助成金が入ってこないかもしれない、という危機感が最初はあったのでその分を不用品を売ることで稼ごう、という思いもあり、家の中にあるものを私は売り始めた。
使っていなかった炊飯器やコンポを近くのトレジャーファクトリーで売ったら4000円ほどになった。
でも、子どものおもちゃや洋服は二束三文にしかならかったので、やっぱりメルカリでコツコツ売る方がいいな、と思い、またメルカリに力を入れようと思った。
そんな中、横山光昭さんのこの本も読んだ。

お金を貯めたいと思ったら、まずは家の中の物を整理することから始める。そうすることで自分の中の「必要」と「ほしい」をわけ、自分の中に「基準を作る」ことで「貯められる体質」になろうということ。

1日1メルカリをはじめる

断捨離界隈では以前、「1日1捨」というやり方考え方が流行っていたことがあり私も少しマネしていたことがあるけれど、私は「1日1個、メルカリ出品する」という断捨離と収入を得ること両方をやってみることにした。

朝起きたらすぐ、メルカリに売るものを撮影する。
メルカリの出品では撮影が一番面倒だし、家でしかできないことなので、
撮影+出品まですべてその場で終わらなくても、
とりあえず物品の撮影だけして下書きに保存しておけば、
そのさきは仕事の合間の昼休みなどのときでも続きが出先でできる。

そんなふうにメルカリ作業も分解してやることで、
毎日少しずつ不用品のメルカリ物販をコツコツ続けている。

ナース服を売ろう

一番簡単に出品できる本から始めて、使っていない看護関係の本も売った。
長らくこれは仕事で使うかも、と専門職としての意地で持っていた医療関係の本だったが、なんだかふっきれた。
結局何年も開いていない本たちだった。
そして本を売ったら、「いつか使うかも」と取っておいたナース服も「もういらないよね」と思った。
フリーランスの看護師仕事をするとき、自前のナース服を使うときがいまでもあるけれど、最近はスワブ(手術室のドクターのような形の服)を使うことが増えたので、上下白のナース服はここ数年使っていなかった。
でも買うと高いものだし、使うかも?ととっていたけれど、私は病院での仕事はもうしない、と決めているし、もういらないなと思った。
スワブがあればそれでいい。
これは私の中では大きな心の変化でもあった。

こうやって、1日1メルカリを続ける中で、自分の中でいろいろと「思考の上でもケリ」をつけていることに気づいた。

この考える作業はキライじゃなかった。
単に不用品を売るだけでなく、自分の中で捨てられずにとっていたものを、もう一回見直していく過程で、過去の自分とケリをつけられている実感がある。

貯まったメルペイで生活費をまかなう

1個の売り上げで数百円だったとしても、それをコツコツ積み上げていけばある程度の資金にはなる。
メルカリ上に貯まったお金は「メルペイ」として電子マネーでそのまま決済ができる。
私の近所だと、ドラックストアや日常的に使うスーパーでそのまま決済ができるので、不用品を売ったお金で日用雑貨を買おうと思った。
「メルカリでお金が貯まるまでは日用品は買わない」くらいの気持ちでいると、「早く売らなくちゃ」というモチベーションも生まれた。

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こんな感じで、もう売れる不用品はないよ、というまで1日1メルカリは細く長く続けていきたいと思っている。

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