シマエナガ、キョンシーになる。
私が台所で皿洗いしていると、シマエナガが、額に白くて細長い紙を貼って、両腕をあげて、
「ねえ、みてみて、これなんだと思う?」
と話しかけてきた。
「え?なにこれキョンシー?!」
そういうと、
「そうそう、あーやっぱりすぐわかったね。」
とニコニコしながらシマエナガ。
「いや、むしろよくキョンシー知ってるね。何かでみたの?」
「うん、前にね、パパが、ほらこれ、学校の黄色い帽子をこうやってかぶってたら、キョンシーみたいって言ってて、動画も見せてくれたの」
そう言って、小学校の