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粘土彫刻のお話 #1

note始めたてから連続でぼやきの投稿をしてしまいましたが、気を取り直してここからは私の好きなことシリーズをお送りしていきたいと思います。
こんばんは。タカハシススムです。

私のプロフィールページをご覧になった方はお気づきかもしれませんが、プロフィールページのヘッダー画像や、この記事のヘッダー画像に使っている写真は、全部私が粘土彫刻で作ったものです。
ちなみにこの記事のヘッダー画像にあるフィギュアは、「ドラゴンズドグマ」というゲームに登場する「サイクロプス」というモンスターです。

10年ほど前から本格的に粘土を触り始めたのですが、それまでは小学校の図工の授業で紙粘土を触ったくらいなので、全くの素人状態からスタートしました。

粘土を触り始めたきっかけ

もう随分と前(おそらく2008年とか2009年とか)になりますが、当時「ファンタジーアース ゼロ(2022年9月サービス終了)」というオンラインゲームにドハマりしてまして、仕事を終わらせてはそそくさと帰宅し、晩ごはんもそこそこに、夜な夜な友人たちとともに戦場を駆け巡る日々を送っておりました。

基本このゲームは選ばれた戦場内で「50人対50人」での対人戦闘を行いつつ、戦場の陣取り合戦をするゲームなのですが、対人戦闘の他に、ある特定条件を満たすことで「召喚獣」なる非常に強力な特殊能力を持ったキャラクターを召喚し、それを操作することでも戦闘に参加することができるというルールがありました。

私はその召喚獣の中でも特に「ジャイアント」という両肩にバカでかい大砲を担いだ巨人キャラが大好きでして、隙あらばジャイアントを召喚しつつ、その両肩からドッカンドッカンと大砲をぶっ放すことに明け暮れておりました。

ファンタジーアース ゼロには、ゲームをプレイするユーザー同士が交流できるコミュニティサイトがありまして、雑談掲示板やファンアートの投稿などを毎日楽しく見ていたのですが、ある時、

「召喚獣ジャイアントを紙粘土で作ってみた」

というタイトルを見つけ、その投稿された内容を見てみると、そこには紙粘土で作られた、ちょっとかわいくディフォルメされたジャイアントのフィギュアの写真があったんです。
塗装もちゃんとしてあって、とても良くできていたのを覚えています。

この写真を見た瞬間、私もジャイアントのフィギュアを作ってみたいと思い、脊髄反射でフィギュア制作に必要な材料を調べ、とりあえず初めてのフィギュア制作では石粉粘土のがよろしかろうという記事を見つけ、大急ぎで石粉粘土を買いに行った、というのが事の始まりです。

粘土をいじり始めてみたものの

鼻息荒く石粉粘土を購入してきた私は、勢いそのままに早速ジャイアントを作り始めました。
ちなみに、この時点でフィギュア制作におけるノウハウなどは何一つ持ち合わせておらず、石粉粘土を触るのも初めてです。

ネットでジャイアントの姿形の資料をかき集め、粘土を扱いやすい硬さにするめに両手を水でビショビショにしながらこねくり回し、ただただ勢いだけでなんとなく形にしてみたものがこれです。

かろうじて顔なんじゃないかと分かるかどうかも怪しい程度にまとめられた粘土の塊

作っているときは楽しくて、これがどのくらいちゃんとできているかなんて何も考えずに、ただひたすら粘土をこねくり回してとても楽しい時間だったのですが…。

一抹の不安がよぎりながらも、粘土奮闘記は続きます。
次回に続きます。

最後までお読みくださり、ありがとうございました。

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