自分から心を開いた先に見える景色
こんにちは、miniです☺
これは、いま読んでいる「ニューヨークの魔法の言葉」という本の中で出会った言葉。
"ニューヨークの人たちは無礼だと言われているけど、自分が心を開けば相手も心を開いて優しく接してくれる" そんなお話だった。
日本では、アメリカのように道端で見知らぬ人に挨拶したり会話したりすることは滅多にないし、わたしにもそんな勇気はないんだけど。
この物語を読んで、わたしもそういう機会があれば、積極的に自分から心を開いてみようと思ってたら、、、意外とすぐにその機会はやってきた!
それは鍼治療を受けていた時のこと。
いつもなら治療中は黙ったまま、いろんな考え事をしたり、うたた寝したりしていたんだけど。
今回は思い切って、鍼の先生に話しかけてみたの。
「この鍼治療院は先生がひとりで始められたんですか?」
「そうなんですよ。もう36年になるんですけどねぇ。最初はとにかく試行錯誤して大変だったんですよ…」
って、鍼の先生は嬉しそうにいろんなお話をしてくださったんだよね。
いつも通りだったら絶対に聞けなかった話だし、先生が独立してここまで歩んでこられたお話はすごく貴重で、聞いててとても勉強になった。
そして、ワンコのお散歩をしている時にも。
我が家のワンコは犬嫌いで、他のワンコを見つけるとめちゃくちゃ吠えるから、いつも出会わないように遠回りしたり、あまり目を合わさないように早歩きして、逃げるようにお散歩してたんだけど。
たまたま他のワンコと鉢合わせになってしまったから思い切って話しかけてみたんだよね。
「こんにちは、すごくかわいいワンちゃんですね。ポメラニアンですか?」
「そうです!ポメラニアンなんですけど、すごく大きくてポメラニアンに見えないでしょう?……」
って、お互いのワンコのことで話が弾んだんだよね。時間的には5分もないくらいなんだけど、その時間がすごく楽しかった。
自分から会話をしようとしなければ、絶対に見れなかった景色。ちょっと勇気を出して自分から心を開いたら、世界が広がった気がした。
そして気づいたのは、いままでの私は受け身で人から話しかけられるのを待っていたんだということ。人と話すのは好きだから話しかけられたらすごく嬉しいんだけど、自分から行く勇気がなかったんだよね。無視されたらどうしようって怖いし、変な人って思われたらどうしようって不安だし。
だけど、みんなきっと同じ気持ちなんだよね。
相手が心を開いてくれたら嬉しいし、自分もそれに応えたくなる。なんだかそれに気づけて、もっともっと自分から心を開こうって思えた。
今日はどんな景色が見られるかな。
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