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2018/7/18(wed)


朝起きて、見た夢をすぐに診断にかけた。

夢を見たときはたいてい、内容を「(夢の内容) 夢占い」で検索する。

今日は、もちを焼く夢をみた。フライパンにバターを広げて、そのうえでパンケーキみたいな見た目のもちを焼いていた。見た目はどう見てもパンケーキなんだけど、夢の中のわたしはそれを「もち」と呼んでいたし、膨らみすぎて形がくずれないように気を付けていたので、たぶんもちなんだと思う。

夢占いの結果は、

「周囲の変化にとらわれず、自分のペースを一定に保てることはある意味で才能ですが、変化すべき時にまで対応しようとせず、マイペースを貫いていては発展も進化も望めません。」

※「マイペースというのはどんな時でも自分を見失わない強さともいえるので、前向き思考は忘れないように心掛けて下さい」

というものであった。

言えてる・・・たしかに言えてるなあ・・・。


そんなこんなでリビングまで起きてきて、考える。

どうしたらいいんだろう、と思いながらテレビをつけた。

けど、ちょっとうるさくてすぐに消した。


わからない。マイペースでいたらいけないのか・・・。

でもたしかに、最近なんでもわたしの判断基準で決めがち。

「あれは好き、これはキライ。これはやってみたい、あれはたぶん合わない。」


そうやって自分で何でも判断できるようになりたいと思ってやってきたのだけれど、「結局わたしは自分の視野を狭めているだけなんだろうか?」とか、「わたしのやっていることはたしかに何か足りない気がする。でも、この先のことをどうやって考えていったらいいのか、何を選び取っていけばいいのか、そもそも自分で何でもかんでも選びすぎてはいけないのか。」

とかそんなことを考え出したら、ほんとにわからくなってきた。


ちょうどよく考えが進まなくなったところで時計を見ると、約束の時間が近づいていたので、支度をして家を出た。

用事を済ませた後、きよに話を聞いてもらった。

きよと話をしていて一番心に残ったのは、自分が直感で思ったことは正しいんじゃない?ってこと。

それ自体はよく聞くフレーズではあるけど、きよが、

「小さい子がさあ、これがいいとか選ぶじゃん。それってさあ、もうそれなわけじゃん。違うとかないわけじゃん。その子の思ったことが正解じゃん。」

みたいなことを言っていて、妙に納得した。

※書いていて思ったけど、きよの口癖はたぶん「~じゃん」。


わたしはずっと、わたしが20年生きてきて感じた直感なんて合っているわけないって思っていたから、世間知らずでなんの知識もない自分の直感なんて、って思っていた。

だけど、小さい子が「これ!」って言ったら、確かに訂正はしないかもしれない。ああ、それなんだって思うかもしれない。ちょっと理由として弱く感じるんだけど、理由じゃない何かが「それだよ、それ!」って言っているから、これなんだと思う。

いや、ほんとにそうか~~~?ほんとか~~~?

でも、その時のわたしも今のわたしもそうなんじゃないかなって思うんだよな~~・・・

超優柔不断じゃん。自分。しっかりしろ。いや、これでいい。いや、きっぱりしなさい、きっぱり。いや、ムリだ・・・。優柔不断でいこう・・・。


じゃあ、自分は今どこに進みたいって思ってるんだろう、と思いながら、判断基準を自分じゃない何かに求めようと、そのままの足で花を買いに行ってみた。

いつかは自分のために買ってみたいと思ってたんだけど、キャラじゃなくて恥ずかしいから買ったことがなかったけど、花ことばに頼って進む方向を決めてみたら面白んじゃないかなあと思って、お店に入る。

お店のおばちゃんと一対一。

お互い警戒しながら、ちょこちょとっと話しているうちに「あ、この人意外と大丈夫だ」とかお互い思ったと思う。最初よりほんの少しだけ心を開いて話す。

直感で花を選ぼうと決めて、結局迷っちゃったんだけど、自分の目が一番惹かれてる黄色くて小さな花を選んだ。

おばちゃんに花の名前を聞いたら、「花って横文字が多くてなにがなんだかわかんないよ」って言われた。「そんなもんかあ。このおばちゃん好きだなあ。」って思ったけど、おばちゃんはちゃんと調べてくれた。そこもなんかいい。

わたしの選んだ花は、リモ二ウムという花らしかった。

おばちゃんは、「これは水につけて飾るよりも、ドライフラワーにしちゃったほうがいいよ」と教えてくれた。ドライフラワーの作り方もいっしょに。


家に帰り、ひと眠りしてから、さっそくドライフラワーを作りはじめた。

おばちゃんが教えてくれたとおり、茎をパチン、パチンと切っていく。

いい感じにまとめてみたら、なんとなくそれっぽくなった。

ひとつの花を3つの束に分けたところで、おばちゃんから教えてもらった「日光が直接当たらない、風通しのいい場所」を家の中に見つけていなかったことを思い出した。

でも、それもなんとなくフィーリングでキッチンにつるしてみることにした。

お母さんが料理をしている場面がいつもよりなんとなくおしゃれに見えた。

これ、いいなあ。


ちなみに、リモ二ウムの花言葉は「変わらぬ心」「途絶えぬ記憶」。黄色に限って言えば「愛の喜び」「誠実」らしい・・・。

うーん、わかりそうでまったくわからない。

どうやってこれで行く先を決めよう・・・とか思ったけど、それで決めようとしていたのがアホだなあと思って、いったんなかったことにした。

かわいい花だから、見ているだけでなんとなく幸せな気分になる。

なんかもうそれだけでいっか、と思ってしまった。


とりあえず、ゆくさきのことは明日も悩もう。




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