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ピンククラウンとカーボンクラウン、結局どっちが良いの?(ミニ四駆)

ピンククラウンとカーボンクラウン、どちらがいいの?

速さの観点とメンテナンス性の観点、あるかと思います。

今回はメンテナンス性の観点から話をしたいと思います。

ピンククラウンは、歯が欠けやすい、メンテナンスが面倒と思われがちだけど、例えば、VZシャーシで普通に駆動系を「無加工」で扱ったとして、なんやかんやで1日は持ちます。
で、1日も遊ぶとギヤの穴も広がってきて、再加速等の蹴り足にも影響が出るので、交換が必要になる。

つまり、ピンククラウンを使うのであれば、少なくとも1日の走行を終えたら、ピンククラウンを交換するのが、ベター。

もちろん、クラッシュして異音が出る等、明らかな不具合があるのであれば、その場で対応する必要があるし、そうしたリスクを追いやすいというデメリットはある。

一方のカーボンクラウンは、歯が欠けにくく、相当に走り込んでもびくともしないのですが、これが実は盲点で、徐々にギヤの歯が蝕まれていく病魔のような存在なのです。

ギヤの穴のゆるみは確認している、という場合でも、ギヤの歯のチェックも必要です。

じつは、使い込んだカーボンクラウンの歯を見ると、歯が磨り減っていたり、歯が開く、という事象が発生していたりします↓(写真では少し分かりにくいかな)

これは、異音とまではいかないまでも、速さに直結します。気づかぬうちに最高速が落ちていたりするので要注意です。

ピンククラウンの場合は、歯が磨り減る前に大抵は欠けて、異音がするので、状態異常を察知しやすいのですが、カーボンクラウンは明らかな欠けが生じづらく、それが盲点となるのです。

つまり、カーボンクラウンは、消耗具合の判断が難しい、ということです。

もし、カーボンクラウンを使うのであれば、使いはじめのカーボンクラウンの速度感をベンチマークにして、その消耗度を知る、もしくは、カーボンクラウンといえど、その日の走行終了後は必ずギヤの状態を確認することが必要かと思います。

ピンククラウンほどではないですが、カーボンクラウンは、実は手間がかかるし、判断が難しいので、玄人向け、もしくは正反対にズボラレーサー向けかもしれません。

で、その上で、どちらが速いのか、これについては、また、おいおい書いていきたいと思います。

それでは今回はこのへんで。

最後までお読みいただき、ありがとうございました!




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