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OB訪問の依頼手順8ステップ(事前準備~振り返りまで)

みなさま、こんにちは。

就職活動をしていて、実際に働いている社会人の方にお話を聞きたいと思っていませんか?だけど、何から始めていいのか正直わからないし、不安ですよね。私が実際に就活生のときにやっていたOB訪問の仕方を書いていきます。是非アポイントメントをとる時に、参考にしてみてください。

1.OB訪問をしたい社会人の方の連絡先を知る

まず、お話をお聞きしたい社会人の方を探します。私自身、就活生のときは主に大学のキャリアセンターの名簿と、OB訪問アプリを活用していました。

■大学のキャリアセンター

メリット:
・返信率が高い(気がします)
・学部、サークル活動の内容を事前に知ることができるので、
 人物像が掴みやすく、安心してアポイントメントをとることができる。
デメリット:
・興味のある業界、企業に就職している社会人が名簿に登録していない場合
 がある。


■OB訪問アプリ

メリット:
・大学の垣根を越えて、繋がりを持つことができる。
・事前に「自己分析が得意」「ES添削が得意」など得意分野を記載している
    方の場合、自分の相談したい内容にマッチした人にアポイントメントをと
    ることができる。
デメリット:
・出会い某に遭遇してしまう可能性がある。
・興味のある業界、企業に就職している社会人が登録していない場合があ
   る。


2.アポイントメントをとる

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連絡先を知ったら、次は、メールやアプリを経由して、お会いしたい社会人の方にアポイントメントをとりましょう。

【例文】--------------------
〇〇株式会社 〇〇さま

××大学の△△と申します。
現在、〇〇業界に興味をもっており、是非とも〇〇さまのお話をお伺いしたいと思い、ご連絡させて頂きました。

お忙しいところ恐縮ですが、
ご都合の良い日時を教えていただけますでしょうか。

・月日:〇時~〇時
・月日:〇時~〇時
・月日:〇時~〇時

また、以下の質問を想定しております。
・当時の就職活動の仕方について
・普段の業務内容…

以上です。
よろしくお願いいたします。

△△(署名)
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

アプリであっても👍などの絵文字を使いラフに会話するのと、マナーがなっていないと判断させる恐れがあります。初めは控えたほうが良いでしょう。


3.事前に質問事項を用意する

社会人の方の年次によって、重点的に聞く質問内容を考えましょう。(※企業によって変わると思いますが参考程度に。)

内定者~1年目
研修中だったり、実際の業務に深く携わっていない可能性が高いです。そのため、当時の就職活動の仕方をメインに聞くほうが良い情報を聞くことができます。(例)就職の軸、自己PR、ガクチカ(お持ちであれば)通過したESを拝見させて頂く。
2年目~5年目
会社に慣れてきて、自分なりに業務に携わってきた頃だと思います。一方で、入社前と後のギャップが明確化されるのもこの時期かと。当時の実現したかった事~実際の働き方や関わり方をメインにお聞きましょう。(例)業務内容、入社してからのギャップ
5年目以降~
(人にもよりますが)就職活動の話は忘れつつある…笑 かつ、当時の採用市場と変わっている可能性があります。5年目以降の方だとバリバリ活躍している方が多いと思うので、主に業務内容をメインにお話をお聞きしましょう。(例)業務内容、模擬面接、活躍している人物像。


4.質問の目的を明確化する

何のために質問をするのか「目的」を明確にします。

・業界、会社について何も知らないので、まずは基本的なことを知りたい。
・自分の軸に沿った働き方ができるのか確認したい。
・ESの志望動機に活用できる情報がほしい。
・選考が進んでおり、面接対策のために情報がほしい。

…など 決めることにより、自ずと目的達成のためには、
どういった質問を用意しなければならないか見えてくるはずです。


5.質問事項をノートにまとめる

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目的を達成するためには、どのような質問が必要なのかリストアップし、
ノートに項目別に分けて記載し、それぞれの仮説を用意しておきましょう。

(例)志望動機に活かせるような情報がほしい

(自分なりの仮設)御社の強みは○○だと思っています。

仮説なしで話を聞いた場合、自分の自己PRやガクチカに直結した情報を得ることができず、折角聞いた情報を活かしきれません。


6.OB訪問当日

いざお話をお伺いしに行きましょう。
直接、オンラインの場合どちらも時間厳守で行動してくださいね。

■直接お伺いする場合:
・指定場所のアクセス方法を確認しておく。
・服装、身だしなみに気を付ける。
■オンラインでお会いする場合:
・3分前にURLがアクセス可能か確認しておく。
(たまにURLのコピペミスで「このアドレスは存在しません。」と表記される可能性あり)
・共有したい資料がある場合、予めデスクトップに用意しておく。


7.お礼

意外とOB訪問が終わった後にお礼の連絡がきません。(私の接し方が納得いかなかったかもしれませんが…苦笑)将来同じ企業に就職する可能性もありますし、別の企業に就職しても、何かの案件でご一緒するかもしれません。折角時間を作ってお話して下さったので、是非ともOB訪問が終わった際は、お礼の連絡を送りましょう。

【例文】-----------------
〇〇株式会社 〇〇さま
××大学の△△です。

先ほどはOB訪問ありがとうございました。
特にお話の中にあった××の〇〇の話に非常に感銘を受け、
今後の就職活動に活用したいと思います。
本日は貴重なお時間を頂戴し、本当にありがとうございました。

△△(署名)
-----------------


8.振り返り

お聞きした情報をノートにまとめましょう。先ほど立てた仮説の結果を記載し、どのように活用できるか整理しましょう。

(例)志望動機に活かせるような情報がほしい

(自分なりの仮設)御社の強みは○○だと思っていますが、
         如何でしょうか。

パターン1:(実際に聞いてみて)競合も同じようなことをしていて、
御社ならではの強みではなかった。→志望動機に使えない。

パターン2:(実際に聞いてみて)ならではの強みとは現段階ではいえないが、今後の方針として力を入れていこうという動きはある→「企業の将来像」を聞かれたときのネタに使える。


まとめ

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事前準備多いな!しんどっって思いましたか?笑 確かにここまで準備をしなくてもOB訪問は成立します。しかし、この事前準備に慣れておけば、社会人になってからの仕事の仕方に役立つと思います。実際に、取引先とMTGをする際は、メールでアポイントメントをとることが多いですし、提案書を持っていく際は、事前にFAQを想定し、何を聞かれても回答できるように備えておきます。社会人になる前の準備をできる今の時期だからこそ、しっかりと事前準備をして臨んでみては如何でしょうか。悔いのないように就職活動できるように応援しています。

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