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「よし、今日もかわいいぞ」と自分を鼓舞する

「よし、今日も可愛いぞ」の道重さゆみ

今日取り上げるのは、元「モーニング娘。」の道重さゆみさんです。モーニング娘。は1997年に結成されたアイドルグループ。メンバーが入れ替わりながら、20年以上も続いています。

初期メンバーの安倍なつみさんや3期メンバーの後藤真希さんが活躍されていた当時、私は中学生でした。

道重さゆみさんは6期メンバーなので、30〜40代の方なら、彼女のデビュー当時をリアルタイムで見ていたもしれません。

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代替わりするアイドルというのは、人気や認知度に波があります。

私が道重さんに注目し始めた当時は、「モーニング娘。今何してるの?」と言われていたような時期です。

「毒舌・自分褒めキャラ」でバラエティに出演していたため、表面的な彼女しか知らない方からは、「何だコイツは」という反応をされていました。

彼女は当時、鏡に向かって「よし!今日も可愛いぞ」と言っていたそうです。

そんな道重さゆみさん、私には「かっこいい人」に映っています。

それはなぜか、この後書いていきます。

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自分を鼓舞する努力家アイドル

私が道重さんの情報を追いかけ始めたのは、後に「モーニング娘。のプラチナ期(2007年7月〜2011年1月)」と呼ばれる時期でした。

当時、知人から教えてもらった「気まぐれプリンセス」のMVを見て、「え?!これ、モー娘。なの?!」と驚きました。

というのも、私が中学生のころに「モー娘。」に抱いていたイメージとは、大きく異なっていたからです。ダンスにはキレがあるし、見た目も私の思っていた「モー娘。」っぽくなかった。

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当時は道重さん以外にバラエティに出ていたメンバーはほとんどいませんでした。

けれど彼女は、2007年にはラジオのレギュラーパーソナリティ、2010年には地上波のレギュラー番組への出演など、どんどん前へ出ていました。

他のアイドルや女優と共演する際に「自分は可愛い」「自分の方が可愛い」と臆さず言う姿に、「道重は勘違いしている」「肌が汚い」など、心ないことを言う人もいたようです。

けれど、ブログやラジオでの発信から、私には、彼女の真摯な姿勢が自然と伝わってきていたので、「傍若無人に振る舞っているように見えるけれど、無理しているんじゃないかな」と気になっていました。(今思うと完全にファンの心理です)


彼女の「よし、今日もかわいいぞ!」と自分を自分で褒めている姿は、人によって様々な受け止め方があるでしょう。

でも、私には、彼女の努力や内に秘めた想いが伝わってきていたので、

道重さんは、「今日もかわいいぞ」の言葉で、自分を鼓舞するかっこいい人に見えました。

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理想を実現するための努力

私が道重さんを好きだと感じていたのは、

彼女の芯の強さや、真面目さ、努力家なところが魅力的だと感じたからです。

特に、9期メンバーが入ってきたころ(2011年1月)に、泣きながら「モーニング娘。の良さを、もっと大勢の人に知ってもらいたい」と言っていたのが印象的でした。

彼女に関する有名なエピソードに、「オンチだったのに、卒業するときにはソロで一曲歌わせてもらえるようにまでなった」というものがあります。

6期オーディション時の映像を見ると、道重さんは、グループ加入当初は音程の存在を知らず、音を外しています。他の6期メンバーの2人とは、練習のレベルが違うのが、素人目にもわかりました。彼女は、箸をくわえて「にゃーお」と発声練習して(させられて)いたのです。

その道重さんが、卒業時(2014年)には華やかなピンクのドレスを身に纏い、堂々とソロ曲を歌いました。

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努力なしには、そんなふうにはなれないでしょう。何より、10年間アイドルをし続けるなんて、見えない苦労もあっただろうと私は思います。

人気商売で、自分と人とを比べて、落ち込むこともあったんじゃないかな?(これは妄想です)

道重さんは、私の中で、 「The 努力」の人。

今も、年を重ねるごとにさらに綺麗に可愛くなっています。素敵だなあと感じます。


私は、「私ってこうだから」「どうせ〜だから」と言って卑屈になっている人よりも、

「うん、私、かわいい!」の合言葉で、「今日も頑張るぞ〜!」という姿勢で、前を向いている人が好き。

自分を鼓舞して、懸命に頑張る姿に、応援したくなります。

(余談ですが、当時、道重さんはグループ在籍時、同業の女性アイドルからの人気が高かったようです)

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描いたことを現実にしたいなら

私は、グラフィックレコーダーとして「チャレンジし続けたい人が、思い描いたことを現実にするグラレコセッション」を提供しています。

グラレコセッションとは、クライアントさんの話したことをじっくり聞いて、絵と文字で可視化し、思考整理をお手伝いするものです。

筋トレでジムに行くように、自分の思考や感情をアウトプットする習慣を作ることで、自分自身で「現状を変える」ための一歩を踏み出すことができるようになります。



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