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あの時の記憶が蘇って、〇〇するのが怖い。そんな時、どうする?

何かをしようとするとき、ふと昔の「嫌な記憶」「苦い記憶」が蘇ってきて、心や体が拒否反応を示すようなことってないだろうか。

今回は、「心」の講座に参加して、感じたことを書きました。

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『人前で話すとき、緊張して声が震えそうになる。』

そんなふうに感じたことはありますか?
私はあります。

人の視線が降り注ぐ感覚が怖い。
頭が真っ白になって呼吸が荒くなる。
・脈が速くなって、心臓がバクバクしているような気がする。
・外は寒いのに、服の下では首の周りが熱くなる

など、心では「落ち着かなきゃ」と思っていても、体が上に書いたような反応をしてしまうんです。

小学校6年生の頃だったと思います。
行事で「児童代表挨拶」をした際に、「全校生徒の前で、何を喋るかを忘れて固まる」経験をしました。
1秒が長くて、頭が真っ白になった後、自分がどうしたか覚えていません。

この経験をしてからというもの、大勢の人の前で喋るとき、私は強く緊張するようになりました。

今は大人になり、場数を踏んで
30〜40人くらいの前でなら、ある程度(緊張しながらも)話せるようになったけれど、

もう何十年も前の経験を何度も思い出すくらいなので、

よほど、自分にとっては恥ずかしくて、情けない経験だったんだろうな、と感じます。

人前で話すとなると、
思い出そうとしなくても、あの時の記憶がふと蘇るんです。

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先日、上野大照さんの
「心匠セラピスト」養成講座で
『トラウマキュア・トラウマケア』について学びました。

講座では、
先生が「多くの臨床経験を通して、効果を感じた」というトラウマキュアの方法の一つを、実際に試します。

私は最初、「トラウマ」というほどの強烈な経験は、自分にはないなあ…と思っていました。
でも、途中で「思い出したくないけど思い出しちゃう記憶なら、あるわ…」と、上述した苦い記憶を取り扱ってみることにしました。

ワークをやってみて得られたのは、
不思議な感覚でした。

子どものころの「人の目線は怖い」という感覚に、うっすら靄がかかったような感じがするんです。なんとなく、のレベルだけれど。

正直、「え?こんな簡単なことで?」と感じるくらい短い時間で行ったことで、「自分を守ってくれる、ふわっとした『感覚スイッチ』」を手にすることができた ような気がする。

その日の講座が終わった後、思ったのは、

「今、人前に立ったら自分の体がどんな感覚になるのか50人くらいの前で話して試してみたい」でした。
(こう思う時点で、すでに効果が出ている気がする)

自分の幼少期を振り返ってみると、
「あの経験」をするまでは、人前に立つことは、苦手どころか、むしろ好きだったし(学芸会で、喜んで主役をやるような子どもでした)

「今なら、ある程度の人数の前でなら、猫に包まれてるようなあったかい感覚で、全身にオレンジ色の感覚を広げながら話せそうだな」とわりと前向きな感覚がある。

NLPを使ったトラウマキュア。
「自分でも提供できるようになりたい人」のために動画も販売してくれるということだったので、講座が終わってすぐに購入しました。

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